野菜花き研究部門

野菜生産システム研究領域(つくば観音台)

1.合理的・効率的なエネルギー利用や生育環境制御、自動収穫による省力化などで高品質・超多収生産技術を開発 2.出荷量・出荷時期の安定も求められる契約栽培に対応した生育予測に基づくレタス出荷調整支援システム

国産の施設野菜は安全で高品質ですが、輸入野菜よりも価格が高いと消費は伸びません。そこで、生産物あたりの生産コストを下げるため、植物工場に代表される大型施設を利用して、より効率的に生産するための様々な技術開発や研究を行います。
今では、人々の野菜消費は家庭内で調理・消費するより、外食やカットサラダや惣菜などの割合の方が高くなっていますが、そうした用途向けには、出荷前に価格・量・時期を定めた契約栽培で行われています。そこで、このような生産体系に対応する新たな生産安定化技術や生産管理システムの開発を行います。
このほか、食の安全・安心や環境への影響に配慮した野菜生産技術に関する研究も行っています。


領域長

東出 忠桐 (ヒガシデ タダヒサ)

所属研究ユニット