農村工学研究所

山形県鶴岡市七五三掛(しめかけ)地区地すべり災害への農工研の対応(速報)

地すべり災害で不自由な生活を余儀なくされている方々に謹んでお見舞い申し上げます。

平成21年2月25日の住民からの通報により、地すべりの被害が発見されました。独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構(農村工学研究所)は、災害対策基本法に基づく指定公共機関として、所内に対策チームを設置し、農林水産省、県等からの被災調査等の技術支援要請に機動的に対応しています。

地すべりの状況: 観測場所によっては、日に10~数cm移動していましたが、この動きは沈静化したものと思われます。

専門家の派遣

  • 4月10日(土)
    東北農政局からの派遣要請を受け、中里施設資源部基礎地盤研究室長を現地に派遣し、東北農政局と合同で現地調査を行い、観測機器の設置を行いました。
  • 4月22日(水)
    職員2名(中里基礎地盤研究室長、井上研究員)を現地に派遣し、現地調査及び観測機器の追加設置を行いました。
  • 5月14日(木)
    職員2名(中里基礎地盤研究室長、木下防災研究調整役)を現地に派遣し、現地調査及び観測機器(一部)の設置場所を変更しました。
  • 5月18日(月)
    山形県主催の「七五三掛地区地すべり対策技術検討会」に中里基礎地盤研究室長が委員として出席し、他の委員とともに現地調査を行いました。
  • 5月29日(金)
    農林水産省からの派遣要請を受け、中里基礎地盤研究室長を現地に派遣し、農林水産省農村振興局防災課、東北農政局ほかが行った現地調査に参加しました。
  • 6月12日(金)
    農林水産省からの派遣要請を受け、農林水産省農村振興局防災課、同農村環境課とともに、職員3名(小前所長、中里基礎地盤研究室長、木下防災研究調整役)による現地調査を行いました。
    また、午後開催された七五三掛地域地すべり対策調整会議・技術調整部会合同会議に出席し、調査内容について所見を述べました。会議終了後、単独で記者会見を行い、今後の対応方針ほかを説明しました。
  • 6月15日(月)
    農村工学研究所に、所長をリーダーとする「七五三掛地区地すべり対策チーム」を設置しました。また、本日付けで農林水産省内に発足した技術支援体制に、農工研職員を参加させます。
  • 6月20日(土)~21日(日)
    山形県主催の技術調整部会に、中里基礎地盤研究室長を派遣しました。
  • 6月27日(土)~28日(日)
    山形県主催の技術調整部会に、中里基礎地盤研究室長を派遣しました。
  • 7月3日(金)
    農林水産省からの派遣要請を受け、農林水産省農村振興局防災課、同農村環境課、東北農政局資源課、同防災課とともに、職員2名(中里基礎地盤研究室長、木下防災研究調整役)による現地調査を行いました。
  • 7月4日(土)~5日(日)
    山形県主催の技術調整部会に、中里基礎地盤研究室長を派遣しました。
  • 7月9日(木)
    職員4名(今泉農村環境部長、川本広域防災研究チーム長、石田(聡)地球温暖化対策研究チーム主任研究員、木下防災研究調整役)を現地に派遣し、現地調査及び観測機器(一部)の作動状況確認を行いました。
  • 7月12日(日)
    農村工学研究所が現地に設置しているGPSの観測データによれば、ディープウェル工による排水に対応し、6月25日以降、顕著な移動速度低下が認められます。7月8~10日に84mmの降雨を経験しましたが、これに基づく加速は認められず、動きは沈静化したものと思われます。(山形県主催の技術調整部会において、中里基礎地盤研究室長が報告)

更新履歴

  • 2009年6月08日 5月29日までの派遣結果を掲載
  • 2009年6月16日 更新(6月15日までの派遣結果等を報告)
  • 2009年7月15日 更新(7月12日までの派遣結果等を報告)