農村工学研究所

移転推進室

業務概要

1) 試験及び研究並びに調査の成果に係る普及に関すること。
2) 試験及び研究並びに調査の成果に係る知的財産権の活用に関すること。
3) 農業や農村の活性化等に資する技術支援に関すること。
4) 技術の講習及び相談に関すること。

 

特に、技術支援に関して、事業の実施現場等で設計基準等に基づくコンサルタンツや土地改良技術事務所で対応できない技術的課題であって、研究独法の使命として対応すべき事項に関して、事業現場への支援を行っています。

具体的には、以下のような技術相談、調査・技術指導・講習等派遣、委員会委員の派遣、受託研究を基本に取り組んでいます。

移転推進室が対応窓口となりますのでご相談下さい。

技術相談

農村工学研究所が有する専門的知識が必要な場合には、次のような技術相談の方法を用意しています。

  • (1) 電話、Fax、Eメール等で、必要な時に随時相談したい。
    技術移転センター移転推進室で随時受付いたします。
    電話:029-838-8296、Fax:029-838-7680、Eメール:iten[@]ml.affrc.go.jp
    ※メールを送信する際は[@]の[ ]をとってください。
  • (2) 農村工学研究所の担当者に直接面談等で説明したい。
    移転推進室に連絡いただければ、調整の上、担当研究者を紹介いたします。
  • (3) 様々な技術課題について相談したい。
    農村工学研究所では、定期的に実用新技術説明会及び技術相談会を開催していますので、ご活用下さい。

調査・技術指導・講習等派遣

研究者を事業の実施現場等に派遣し、農村工学研究所が所有する知的財産等を活用した調査・指導、あるいは、試験の実施や指導等を依頼する場合に該当します(概ね1泊2日程度の行程を想定)。移転推進室へ事前にご連絡いただければ、該当する研究者と日程調整等を行います。

なお、派遣に当たっては、事業(務)所長等からの正式な依頼文書に基づき該当する研究者の派遣を決定します。また、 (独)農業・食品産業技術総合研究機構規程等により謝金は不要ですが、旅費や調査等に要した経費については依頼側で負担していただくことになります。

【簡単な調査・技術指導・講習等の事例】
代表的な事例として次のようなものがあります。

  • 機能障害(空気連行・堆砂・サージング、送水ロス、漏水など)が発生している水路システムの原因検討
  • ダムや水路等における濁水・堆砂・水質・水生植物、魚類等に関する調査
  • 頭首工の老朽化に関する調査(護床工洗掘、河床変動、堆砂等による取水障害など)
  • GPS、GIS、リモートセンシングを使った調査(地すべり移動観測、水田の水入れ時期の調査、耕作放棄田の調査など)
  • 地下水に関する調査(地下水流動経路の把握、塩水進入、地下水物質移動など)
  • 農村工学研究所が開発した新技術、新工法(高靱性セメント複合材料(水路補修ECCショット工法)、非破壊連続画像撮影(CCDラインカメラ)、越流許容型ため池、柔構造樋管等)に関する現地での助言、指導
  • 各種シミュレーション結果 (水質解析、フィルダム動的応答解析、河床変動解析など)に関する技術的な助言、指導
  • 景観配慮、環境配慮、および生態系配慮が必要な計画・設計に関する助言、指導
  • 性能設計モデル工事等に関する技術的な助言、指導、現地講習会
  • コンクリート構造物変状調査などの施設機能診断に関する現地講習会

 

委員会委員の派遣

事業(務)所が委員会を設置し、高度な専門知識を有する研究者の委員への就任及び委員会の出席を依頼したい場合には、移転推進室に事前にご連絡いただければ、該当する研究者と調整等を行い回答いたします。

なお、委員会への派遣については、事業(務)所長等からの正式な依頼文書に基づき該当する研究者の派遣を決定します。また、 (独)農業・食品産業技術総合研究機構規程等により謝金は不要ですが、旅費については依頼側で負担していただくことになります。

受託研究

事業の実施現場等での技術的課題が軽微な調査や試験では対応できず、さらに詳細な調査、試験研究等が必要で農村工学研究所にそれらの調査、試験研究等を依頼したい場合には、受託研究契約を結び、委託業務として対応いたします。また、その業務の発注が企画競争となる場合には、委託業務の公募に参加いたします。

なお、応募にあたっては、農村工学研究所内に設置した受託研究審査委員会で受託することが適当かどうかの判断を行い、応募を決定いたします。受託研究に要する経費には(独)農業・食品産業技術総合研究機構規程等により積算した経費を計上します。

 【受託研究の事例】

  • 水理、土質、構造物の模型実験(ダム洪水吐水理模型実験、頭首工移動河床模型実験、パイプライン埋設試験など)
  • 補修材料および補修技術の性能評価試験方法の収集、有効性の検討、摩耗の進行や構造性能への影響程度の把握
  • 老朽化パイプラインの更生方法とその設計手法の検討
  • 農業用ダムの安全性評価(高透水性基礎地盤の改良効果、耐震性照査など)
  • 生態系等に関する調査(水質とアオコ対策、魚類の遡上と魚道構造、生物の移動分布実態と水路構造など)
  • 新工法・新技術に関する現地での性能評価

 

国営事業所等への支援について

国営事業所等が上記の支援を希望する場合は、まずは、管内の土地改良技術事務所等にご相談いただきますと農村工学研究所へ支援依頼の連絡が届きます。なお、緊急の場合は直接、農村工学研究所にお問い合わせ下さい。

 

スタッフ

移転推進室長 野道 彰一 Tel:029-838-8296
交流チーム長 齋藤 仁 Tel:029-838-7677
上席研究員 中 達雄 Tel:029-838-7530
専門員 鎌田 信義 Tel:029-838-7529