農村工学研究所

構造

担当分野概要

  農業用ダムに代表される農業水利基幹構造物の静力学的及び動力学的挙動に関する研究を実施し、構造物の設計・管理技術の高度化を図ります。

農業用ダムは、材料によって、アースダム、ロックフィルダム、コンクリートダムに分けられます。アースダムは土質材料、ロックフィルダムは岩石と土質材料、コンクリートダムはコンクリートを材料として造られます。これら多様な材料からなる構造物を適切に管理するためには、土、岩石、コンクリートといった材料の力学的挙動と、それらを材料として建設される構造物の力学的挙動を解明し、その挙動を予測・管理するための技術開発が不可欠です。

現在までに培った技術や経験を基に、建設後数十年が経過した長期供用構造物の安全性評価や維持・管理技術の高度化、堤体改修技術の高度化と低コスト化、既設構造物の耐震照査・補強技術に関する研究に取り組みます。

 

◇基幹水利施設とは

・ロックフィルダム                                                      ・アースダム

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・大規模頭工首                                                           ・重力式コンクリートダム

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◇基幹水利施設の特徴

  • 我が国の農業における貴重な社会インフラ
  • 全国に約7,000 箇所。築造年代、型式は多様で複雑
  • 建設後数十年が経過した施設も多数
  • 適切な維持管理、補修・補強、再開発が重要な課題

研究のキーワード:

農業水利基幹構造物、フィルダム、挙動分析、振動実験、数値解析、現場モニタリング
 

スタッフ

上席 田頭 秀和 <担当内容>
フィルダムの維持管理
フィルダム堤体および基礎の浸透問題
主任研究員 黒田 清一郎 <担当内容>
構造物・地盤の浸透および振動特性等の原位置評価
構造物・地盤の不均一性の実態把握とその影響評価
主任研究員 林田 洋一 <担当内容>
数値解析を用いた構造物の挙動予測
現地計測による構造物の健全性評価