農業機械の安全装置や安全対策に関するコラムの一覧です
中国における農作業事故状況について
これまで、アメリカと韓国における農作業事故情報についてご紹介しました。今回は中国の状況についてご紹介いたします。中華人民共和国農業農村部により農業機械事故発生状況・・・
事故が「起きなかった」理由を考えよう
先日、仕事での出張先で恥ずかしながらヒヤリハット体験をしましたのでご紹介します。ヒヤリハット体験日は、なんとか用務を終え、ホテル併設の立体駐車場にレンタカーで・・・
明るい時間帯に帰りましょう
今年度も確定申告の時期ですが、同時に生産者の方々は春作業の計画について、長期天気予報とほ場マップを眺めながら作戦を練り始めている頃でしょうか?もう始まっているよ・・・
単独での農作業時の事故発生状況(海外の…)
以前、アメリカ合衆国における農作業事故状況についてのコラムがありました。今回も、アメリカ合衆国における農作業事故状況について、単独の農業従事者による事故状況・・・
アジアへの安全性検査の普及活動
アジアで統一した農業機械検査制度を目標としたAsian and Pacific Network for Testing of Agricultural Machinery:アジア地域農業機械試験ネットワーク・・・
安全標識(いわゆる安全ラベルとか・・)の中身
我々農研機構が実施している農業機械の「安全装備検査」(以下「検査」)において、確認項目の中に「安全標識」というものがありますが、皆さんにとっては耳慣れない・・・
繁忙期。でも、お願いします
4月です。だんだんと暖かくなり、新入生や新社会人の方たちが期待と不安を抱いて新たな生5月になりました。新緑が美しく、風も心地よくて過ごしやすいのか、私も・・・
ヘルメットとシートベルト、着用していますか
4月です。だんだんと暖かくなり、新入生や新社会人の方たちが期待と不安を抱いて新たな生活を始める季節ですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。通学や通勤に自転車を・・・
トラクタは坂道に駐車してよい?
いきなりですが、もしタイトルのように質問されたとしたら、皆さんはどうお答えでしょうか。「よいも悪いも、そういうところに駐車しなければならないことも当然ある・・・
ロボット・自動化農機検査の紹介 その3
これまで、農機研が実施しているロボット農機検査の、「人・障害物検出機能確認試験」、「運転状態表示確認試験」についてご紹介させていただきましたが、今回は・・・
「農作業安全に関する指導者向け研修」・・・
昨年末から年度末にかけて表記の研修が全国で行われ、約3,700名もの方々が受講してくださいました。受講者の皆さんに御礼申し上げるとともに、研修会の開催に携わった・・・
機械ごと転倒ってどんな感じ?-VRで・・・
改めて申し上げるまでもありませんが、当サイトは、安全に農作業をしていただくための情報を提供しています。農作業事故について事例を挙げて解説しているのも、事故を防ぐ・・・
後続車や対向車から認識してもらえるように
冬は空気中の水蒸気が少なく空気が乾燥しているため、一般に空気が澄んで星が綺麗に見えるそうです。冬の星座と言えば12月~2月頃にかけて夜空の見やすい位置に・・・
農業機械の公道での事故について
11月です。このコラムを書いているのは10月半ばですが、だんだんと朝晩冷えることが多くなってきました。それでもまだ日中は暖かく、比較的過ごしやすい季節です。皆さんは・・・
歩行用トラクタの積み下ろしに使用する歩み板
耕うん機や管理機といった歩行用トラクタは、バイクと同様に軽トラックに積み込んだり、軽トラックから下ろしたりすることがあります。この積み下ろし時に・・・
活用してもらえるマニュアルとは
従業員を雇用する農場では、農作業事故を防ぐための手順書やマニュアルを作られているかと思います。しかし、せっかく苦労して作ったのに活用されない、という悩みを抱え・・・
そろそろ対策をはじめましょう
よく騙されてしまいます。悪い人にということではありませんよ。天気予報にです。「今日は気温が上がり、真夏日になるでしょう。」そおかぁ、暑くなるのかぁ。じゃぁ、・・・
農機から家族を守るということ
仕事柄、日頃から多くの農作業事故の報告や報道を目にしています。いずれもご本人の無念やご家族、関係者の方々のお気持ちを考えざるを得ず、そのたびに事故低減に・・・
ISOの試験所認証とGAP認証の共通点
この度、革新工学センターで行っている安全性検査のうち、「安全キャブ・フレーム検査」において、試験所の能力を証明する国際規格であるISO/IEC17025の認証(以下認証)・・・
ロボット・自動化農機検査の紹介 その2
H31年3月の農作業安全コラムにて、革新工学センターが実施している「ロボット・自動化農機検査」の試験内容の1つである「人・障害物検出機能確認試験」についてご紹介・・・
眠気をしっかり払いましょう
夏祭りの季節ですね。毎年夏祭りを楽しみにしている方も多いと思いますが、今年は残念なことに感染症対策で中止の場合も多いかと思います。 さて、以前青森県を訪れた・・・
農薬用のマスクの種類
早くも6月ですね。そろそろ除草や防除に忙しくなってくる時期かと思いますが、新型コロナウィルス関連でマスクが関心を集めていることから、 今回は農薬用のマスクについて・・・
令和2年農作業安全確認運動
令和2年2月10日、農林水産省において「令和2年春の農作業安全確認運動推進会議」が開催されました。この会議は春の農作業安全確認運動の開始に当たり、関係機関が一堂に・・・
その使用方法は正しいですか?
「農作業事故を起こさないようにするためには、どうしたらよいですか?」と聞かれることがあります。農作業事故に限らず、事故を起こしたいと思って起こしてしまう方は・・・
アメリカの農作業事故状況について
日本において農作業事故は大きな問題となっており、長らく事故撲滅の取り組みが進められていますが、海外の事情はどうなっているでしょうか。筆者はこの7月にアメリカの・・・
安全に関する技術の協調
農業機械や自動車においては、現在ロボット農機や自動運転車の研究開発が盛んに行われています。普及には、安全性の確保が必須であることは言うまでもありません。このような・・・
農機も公道での事故に注意
筆者の勤務地であるさいたま市では、寒気の影響で例年になく長く続いた桜もすっかり葉桜となり、春本番となっています。農作業も本格化している昨今と思いますが、今回は・・・
安全への意識と安全な環境を
4月になり、暖かくなってまいりました。これから、ほ場に出て作業することも多くなると思います。しかし、農作業が本格的に始まるということは、事故に遭う可能性も多くなる・・・
ロボット・自動化農機検査の紹介
H30年8月の農作業安全コラムにて、革新工学センターにおける新たな検査制度について、「安全性検査」が始まりました、と紹介させていただきました。今回は「安全性検査」の・・・
「ゆっくりなら危なくない」?
農作業事故の現地調査を行っていると、「同じような事故が日本中で繰り返し起きている」ということを実感します。そのなかで今回は、農機の回転部に手が巻き込まれ・・・
安全性検査が始まりました
これまで革新工学センターでは農業機械の安全性に関し、型式検査や安全鑑定を実施してきましたが、今年度より新たな検査制度に生まれ変わりました。新たな検査制度である・・・
農作業死亡事故件数の半分は転倒・転落事故
少し前の話になりますが、今年2月中旬に農林水産省から「平成28年の農作業死亡事故について」という調査結果が発表されました。これは「厚生労働省の「人口・・・
'間違える'にもいろいろ
「安全防護の三原則」というものがあります。それは、'人は間違える''機械は故障する''ソフトは暴走する'というものだそうです。昨今の実例を挙げるまでもなく、「人間は・・・
トラクターの補助席について
3月6日は啓蟄です。少しずつ暖かくなり始め、冬ごもりしていた虫たちが活動を始める季節です。農作業においては、種まきや土作りが始まります。畑に堆肥や土壌改良剤を撒いて・・・
トラクタ試験方法の国際会議を我が国で開催
近年、規模拡大等に伴って、海外製のトラクタを目にすることも多くなっています。今後は経済発展が著しいアジア諸国で生産されたトラクタも参入するかもしれません。その際、・・・
「聴き取りにくい」ことはありませんか?
明けましておめでとうございます。良い新年をお迎えでしょうか。さて、読者の皆さん、こんなことを感じたことはありませんか?「余計な音がうるさくて、聴きたい話が・・・
乗車してはいけない農業機械には・・・
革新工学センターでは、農業機械の安全性をチェックする「安全鑑定」を行っています。先日、単軌条運搬機(果樹等を栽培する傾斜地で使用するモノレール)の安全鑑定を行って・・・
農作業事故は高齢者だけに多いのか?
2015年12月、2016年3月と、これまで同コラムでは、農作業死亡事故がいかに多いかについて、様々な切り口で考えてきました。その後、一般紙でもこのことについて・・・
農業の主役のための設計・開発を
農業の主役は誰かと聞かれて、皆様はどのような人をイメージしますか?華麗にトラクターを操る筋骨隆々の中年男性の姿でしょうか?現在、わが国の農業就業人口は182万人で・・・
使用している刈刃に異常はありませんか?
草刈りのシーズンがやってきました。刈払機で切っても切ってもまた生えてくる雑草の生命力にゲンナリすると同時に、そのたくましさを尊敬してしまうこともありますが・・・
運転の際には自動化装置を過信しない
ここ2、3年で自動車や農業機械の自動化に関する研究が急速に進んでいます。自動車では既に国内外を問わず、オートパイロット機能(現状は限られた条件下での自動化)を・・・
一時停止線の向こうにあるものは
一時停止線のお話です。例えば乗用型トラクター(以下「乗トラ」)で公道を走行している時、逆三角形の赤い「止まれ」標識があれば、他の自動車やバイクなどと同じように・・・
速度を意識した運転をしていますか?
読者の皆さんの多くは、農作業中には軽トラ、トラクタやコンバインなど、また、普段の買い物やドライブに乗用車を運転されると思います。走行する道路には、制限速度が・・・
新しい年も、平常心で!
あけましておめでとうございます。読者の皆さまには良い新年をお迎えのことと拝察いたします。さて、昨年世間の耳目を集めたことのひとつに、高齢ドライバーによる交通事故の多発が挙げられます・・・
こうして起こった農作業事故
寒い日が続いておりますが、皆様の体調は大丈夫でしょうか。お体にはご自愛ください。さて、タイトルにも書きましたが、農林水産省が出している「こうして起こった農作業事故」をご存知でしょうか・・・
「当たり前」の難しさ
最近、とある試験の被験者をした際、背筋の筋電図を測定する機会がありました。この試験では最初と最後に脱力した状態を測定するのですが、私自身が脱力してリラックスしていると感じていても・・・
(続報)巻き込まれ事故の防止に取り組・・・
平成24年の3月の本コラムで「巻き込まれ事故の防止に取り組んでいます」と掲載して以来早4年半が過ぎました。その後、巻き込まれ防止技術がひとまず完成したので・・・
再出発にあたって
農研機構の改組に伴い、7年ぶりに安全人間工学担当へ配属となりました。そもそも、私自身、農家生まれで農作業の3K(「きつい (Kitsui)」、「汚い (Kitanai)」、・・・
13道県との農作業事故詳細調査・分析・・・
生研センター(現:革新工学センター)は、今月から新装開店致しました。農業技術革新工学研究センターと名称も新たに、農作業安全のための研究開発ならびにロボットやICT等の先端技術を積極的に・・・
海外旅行の安全も農作業安全も個人が・・・
新年明けましておめでとうございます。今年もウェブサイト農作業安全情報センター及びそのコンテンツである農作業安全コラムに来訪いただき感謝申し上げます・・・
田植機の後方転倒のしやすさについて
先日、とある大学から、田植機の事故分析のため後方転倒角について知りたいというご依頼を受け、田植機の重心位置を測定し、後方転倒角などを算出する機会が・・・
熱中症対策シンポジウムに参加しました
先日の6/18(木)~6/20(土)に開催された「平成27年度熱中症対策シンポジウム」に参加してまいりました。シンポジウムでは熱中症の発生メカニズムや熱中症予防対策・発症時の・・・
農業機械の安全装置普及の鍵は・・・
乗用トラクタの片ブレーキ誤操作防止装置や自脱コンバイン手こぎ部の緊急即時停止装置など、生研センター(現:革新工学センター)とメーカーとで共同開発した安全装置を装備した農機の・・・
機械は小さくても安全装備は重機と同等である
最近、あるテレビ番組で麺は小麦から、スープは素材を採取するところからラーメンを作るという企画が始まりました。この番組を見るようになったきっかけは、別の・・・
新たに開発したトラクタとコンバインの・・・
去る7月10日に千葉市で開催された全国農業機械士協議会の大会において、生研センター(現:革新工学センター)の緊プロ事業で農機メーカーと共同開発した、乗用トラクタの片ブレーキ防止装置と・・・
目的達成と安全について
身の回りで発生している事故の中には、危険性を軽視したのではないかと疑念を抱くものが多々あります。先日台湾で起こった航空機の墜落事故では、台風という悪天候の中で・・・
普段通りの手順を踏むために
サッカーのW杯、テニスのウィンブルドン、ゴルフの全英オープンなどスポーツのメジャーな大会が続きます。寝不足となっている方も多いのではないでしょうか。プロであれ・・・
誰もが見慣れた中にも危険が…
生研センター(現:革新工学センター)では現在、連携先の道県のご協力の下、農作業事故の詳細調査と分析を進めています。また、実際に自分達も事故現場に赴き、現地調査を行うこともあります。道県・・・
取扱説明書に書かれていないこと
以前にこのコラムでは、取扱説明書の重要性や読みやすいものをつくる難しさにふれましたが、筆者が安全鑑定を担当するコンバインでは特に強くそれを感じます。コンバインは・・・
デッドマン式クラッチについて
歩行用トラクタ(耕うん機、管理機)等の農業機械には、危ない時に手を離すと機械が停止するデッドマン式クラッチが装備されているものがあります。最近まで「デッド・・・
受容できるリスクなのか
新年あけましておめでとうございます。初詣で、今年1年の、繁栄と安全をお祈りされた方も多いと思います。安全はみんなの願いですが、では、みんながいつも安全第一で・・・
コマーシャルを見て思うこと
近頃自動車のコマーシャルで良く見かけるのは、「ガソリン(軽油)1Lあたり〇〇km」といった燃費性能と、「前方の車や人等にぶつからない(ぶつかりにくい)自動・・・
工程表にも記入しましょう
春の農作業安全確認運動が始まります。例年春先には農作業事故が多発しています。過去のコラムにもありますが、農業機械は季節によって年に数日もしくは数回しか使わず・・・
新年を迎えて
新年明けましておめでとうございます。平成14年6月から掲載されている農作業安全コラムも11年目に入っています。このコラムは、生研センター(現:革新工学センター)で安全に関する課題を担当・・・
低速車マークの装着について
農業機械が一般の自動車と比較して速度が遅いことから、特に夕方から夜間にかけて、前方を走行する農業機械に対して、後方から接近する一般自動車からの認知が遅れ・・・
第7回日韓研究交流セミナの講演から
5月23日に、韓国農村振興庁農業工学部に於いて、日韓研究交流セミナが開催されました。これは、双方の農作業や農業機械の安全に関わる研究協定に基づくもので、今回が・・・
農用運搬車の転倒事故対策
少し先の話になりますが、3月に開催された安全鑑定推進委員会での了承を受け、農用運搬車1へのTOPS規格(ASAE S547)適用を、平成25年度から安全鑑定基準・・・
巻き込まれ事故の防止に取り組んでいます
農業機械ではありませんが、木工用機械では最も多い事故のひとつとして、テーブルソー(丸のこ盤)による指の切断が挙げられます。この事故を防止するため、近年では・・・
乗用型トラクターは安全キャブ・・・
昨年のコラムでもご紹介いたしましたが、今年度(平成23年度)農林水産省により実施された農作業安全緊急推進事業が来年度(平成24年度)も実施される予定です。本事業・・・
GAPと農作業安全
皆さんはGAPをご存じですか?Good Agriculture Practiceの頭文字を取ったもので、適正農業規範または農業生産工程管理と訳され、「より良い農業に向けた取組みの・・・
農作業事故情報の分析結果
先日、農林水産省より「 都道府県等から提供を受けた農作業事故情報の分析結果について」(平成22年4月~23年3月まで)が公表されました。この中では平成22年度に・・・
トラクタと安全キャブ・フレームの・・・
今日、様々な産品が国境を越えて流通されていますが、トラクタや安全キャブ・フレームも例外ではありません。国際流通を円滑に行うには、製造国に係わらず、同じ方法・・・
収穫作業も安全にお願いします
いよいよ9月となり、本格的な農作物の収穫シーズンを迎えることになりました。農林水産省の「2011年秋の農作業安全確認運動」(9月1日~10月31日)も始まります・・・
農作業中の熱中症にご注意ください
今年は6月から記録的な暑さとなりました。作物の出来にも一部影響が出ていますが、昨年に引き続き農作業中の熱中症による事故も相次いで報告されています。これを受け・・・
スピードスプレヤーの防除作業に・・・
りんご、もも、ぶどう、みかん等の産地では、今、果樹の防除作業が梅雨の合間をぬって行われ、スピードスプレヤー(通称SS、エスエス)が活躍しています。スピード・・・
平成21年の農作業死亡事故について
平成21年に発生した農作業による死亡事故についてのとりまとめが農林水産省生産局より公表されました。本HPでも「農作業事故情報」、「死亡事故の動向」にて紹介・・・
被災地域での農作業について
東日本大震災から一カ月以上経ち、復旧、復興までの道が見えない状況の中でも、営農に向けた準備に取り組んでおられる方も多いかと存じます。農水省から技術指導者に・・・
刈払機の飛散物防護カバーの基準改正
年が明けて早1ヶ月が経ちました。寒い日が続いており、草刈りシーズンはまだまだ先ですが、シーズンオフの今、あらためて刈払機の安全装備である飛散物防護カバーに・・・
シーズンオフこそ安全対策を
皆さんの中には、多忙な秋作業シーズンも終わり、来年に向けた準備に余念のない方も多いかと思います。皆さんは、今シーズン、農作業中にヒヤリとしたことがなかった・・・
動き出した農作業事故情報の収集、分析体制
農林水産省による秋の農作業安全確認運動が終わりましたが、皆さんは今年も無事に秋の収穫シーズンをお過ごしになったでしょうか。農作業安全確認運動もそうですが・・・
農用運搬車の事故防止に向けて
秋の農作業安全確認運動が農水省により9月、10月の間実施されています。今回の運動では、収穫の時期ということで、コンバインの転落・転倒事故、巻き込まれ事故への・・・
農作業安全講習のすすめ
先日、フォークリフト運転技能講習会、玉掛け技能講習を受講しました。少し難しい話になりますが、最大荷重が1トン以上のフォークリフトを運転する場合、また、つり上げ・・・
「農機安全eラーニング」完成版を・・・
農作業による死亡事故の原因別では、農業機械作業に伴うものが7割を占めており、機械の安全な使用方法について正しい知識を身につけることは非常に重要となっています。・・・
刈払機の安全性向上に向けて
農業機械生産企業等で構成される(社)日本農業機械工業会の刈払機部会より、先日5月12日、「刈払機の安全性向上対策として、固定式スロットルレバーの機種は平成23年・・・
トラクターの転倒・転倒事故を減らそう
本格的な農作業シーズンを迎え、皆様の周囲でも春耕、代掻きなどが盛んな毎日と思います。これらの作業に大活躍し、このシーズンの農業機械の主役ともいえるのが、・・・
農作業安全月間の前に
少し前のことですが、昨年9月にアメリカのオバマ大統領より農作業安全週間に関する声明が発表されました。この週間は、1944年から行われているもので長い歴史を持つ、・・・
日韓研究交流セミナーの開催
去る10月27日、「農業機械安全対策のフロンティア」と題して「日韓研究交流セミナー」が開催されましたので、今月はその概要をご紹介します。本セミナーは生研センター(現:革新工学センター)・・・
刈払機等の取扱い業務に係る振動・・・
暑い時期を迎えました。新聞記事を見ていると、今年も既に農作業中の熱中症による死亡事故が複数報道されています。特に高齢の方は注意する必要があるとされており・・・
農林水産省が平成19年農作業死亡・・・
平成19年に発生した農作業による死亡事故件数は397件で残念ながら、なかなか減少しない状況にあります。事故区分別では農業機械作業によるものが259件と全死亡事故件数・・・
新緑に、備え新た
かねてよりこのホームページをご愛読下さり、ありがとうございます。4月から特別研究チーム長(安全)に就任しました中村です。このたび、ご縁あって生研センター(現:革新工学センター)で・・・
「農業機械の圃場間移動に関する・・・
10月に安全人間工学研究単位で取りまとめました「農業機械の圃場間移動に関する現状調査結果」を刊行致しました。これは、近年経営規模の拡大に伴って圃場間を移動・・・
取扱説明書、読んでいますか?-その2
6月コラムで、農業機械における取扱説明書の重要性と、一方で内容が増えて複雑化する傾向にあり、読みやすいものを作るのは簡単でないことを書きました。これは農業・・・
農作業は安全になったか?
結論から書けば、イエスであり、ノーでもあります。この問題については、農業従事者の年齢階層別に10万人当たり死亡事故数がどう推移してきたかという視点で考えて・・・
取扱説明書、読んでいますか?-その1
今年度から安全コラムを担当することになりました。どうぞよろしくお願いいたします。3月までは主に乗用トラクターの検査鑑定業務を担当しておりました。このうち安全・・・
農道を走って!
埼玉県鴻巣市の郊外にある生研センター(現:革新工学センター)附属農場近辺の農道を自転車で走る機会がありましたが、乗用車やトラックなどの一般車両がものすごいスピードで走っているため・・・
トラクタの転倒、転落事故の予防・・・
高齢者の自動車事故原因の上位は、自宅近くにある交差点での一時停止不履行だそうです。乗用型トラクタで一番多い転倒、転落事故も、慣れているはずの農道、圃場など・・・
人体振動勉強会に参加して
先日、独立行政法人労働安全衛生総合研究所で開催された健康障害を誘発する振動に関する「人体振動勉強会」に参加しました。①機械安全・手腕振動規格の国内外の動向・・・
情報の共有による危険回避
宮沢賢治の詩「雨ニモマケズ」をもじって「雨ニモアテズ」という詩が、最近の子供たちの雰囲気をよく表し、話題になっているそうです(掲載ホームページ1)。この詩・・・
振動規制の見直しについて
6月25日付『農経しんぽう』に振動規制の見直しに関する記事が掲載されていました。厚生労働省では振動障害の予防のため、チェンソーなどの手持ち振動工具による作業は・・・
乗用トラクターのシートベルト
乗用トラクターのシートベルトは何のために付いているのでしょうか。実は、安全キャブ・フレーム(以下「ROPS」)の附属品のようなものなのです。生研センター(現:革新工学センター)では・・・
悪いことは重なる!
インターネット上のフリー百科事典『ウィキペディア』に、航空機に乗って死亡事故に遭遇する確率は0.0009%であるという記述があります。航空機事故はめったに起きない・・・
高齢化と農作業事故防止
つくば市の独立行政法人産業技術総合研究所にある『くらしとJISセンター』を訪れる機会があった。ここには、高齢者・障害者などにも配慮した標準化研究についてわかり・・・
安全に対する認識の違い
先日、安全に関する認識の違いで議論になりました。「安全」の意味を国語辞典で調べると、「危害または損傷・損害を受けるおそれのないこと。危険がなく安心なさま」と・・・
快適農作業ウェアに期待
今年も暑い日が多くなって参りました。そこで、暑さ対策で注目を集めている「空調服」を先日使用してみましたので、感想を述べたいと思います。室内などでは、大変涼しく・・・
特別研究チーム(安全)の設置
この4月から生研センター(現:革新工学センター)に、重要な研究問題に取り組むための所内横断的な組織として、3つの特別研究チーム(ドリフト、ロボット、安全)が設置されました。安全を・・・
改正労働安全衛生法について
平成18年4月より、職場における労働者の安全と健康の確保をより一層推進するため、労働安全衛生法が改正されました。(詳細はこちらをご参照ください。)改正ポイント・・・
電気製品のPSEマーク
もうそろそろ学校の受験シーズンが終わる頃ですが、新しい生活用品の準備を始めている方々もいらっしゃると思います。それに関連して12~1月頃に松下電器産業製の温風・・・
意外と多い後に潜む危険
10月は、プロ野球では日本シリーズが始まります。私もラジオで戦況を聞きながらモミ運搬をすることがあります。さて、この時期は、収穫作業時にコンバインで後進時に・・・
機械化現地フォーラム'05に参加して
先月の27日に、機械化現地フォーラム'05に参加致しました。今回のテーマは、「安全、人・地球に優しい農業機械化新技術」と題し、安全・安心に配慮した農業機械について・・・
トラクタとユニバーサルデザイン
自動車、家庭電化製品等で幅広いユーザーが使い易いようユニバーサルデザインに配慮した商品が注目を集めています。また、ユニバーサルデザインの定義は、「あらゆる・・・
自動車技術会の2005年春期大会に参加して
5月末に標記大会に参加する機会を得た。そこでは、人とくるまのテクノロジー展、フォーラムなどが開催された。私が興味を持ったのは、今年度から立ち上げた「農作業の・・・
『改善事例集Ⅳ』好評頒布中
「改善事例集Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」に引き続き、平成17年3月に「改善事例集Ⅳ」を刊行しました。この中には農作業の安全・快適性を向上するために、連棟ハウスビニール卷取機や・・・
農業機械の交通事故防止に低速車・・・
ようやく、秋の気配を感じるようになりましたが、まだまだ残暑が続いています。今年は台風の当たり年で、各地で雨や風による農作物の被害などの報道も多数ありました。・・・
大雨時の圃場見回りはやめよう
今年は台風の接近回数が多くなっていますし、新潟や福井では豪雨がありました。9月、10月にもいくつかの台風が来るかもしれません。被害にあわれた方にはお見舞い申上・・・
地域に対応した安全対策が重要
2004年4月にJICAの短期専門家としてモロッコに行き、農作業安全の調査などを行った。麦・ポテト・畜産が主作目である平坦地域と、麦のほかオリーブ、豆類、果樹も作付・・・
「明日はわが身」で!
平成13年の農作業事故死亡件数は前年に比べ10件減少しました。14年も10件減少、15年も、、、と続いて行けば、平成18年には350件以下になるのではないか、いや、なって・・・
高齢ドライバーと安全
昨年の数少ない嬉しいニュースとして、一年間に交通事故で死亡した人が46年ぶりに8000人を下回った事が挙げられています。減少にいたった理由として、警察庁では、・・・
秋の夕暮れに150mの余裕
秋が深まるこの頃、夕方暗くなるのが早くなってきています。気象庁によると、8月に比べ40分位日の入りが早まっています。ところで、農作業が終わって家に帰る途中、・・・
自分の安全を確保する -危険予測・・・
そろそろ秋の収穫シーズンにはいります。この季節は農作業事故の2大ピークの一つでもあります。丹精込めて育て上げた作物の収穫中に事故を起し、医療費、機械の修理等・・・
PDCAサイクルを取り入れよう
梅雨には、紫陽花やカタツムリ等いろいろな季節の風物詩が現れてきます。一方で、周辺に目をやると、1)「草が生えて、障害物が見えなくなる。」2)「雨が染み込み・・・
トレーラのけん引バック研修
先日、農業技術研修館の研修を見学することができた。「けん引操作指導法」に関するもので、農業大学校等での指導者クラスのベテランを研修対象者としているもので・・・
そろそろ春作業の準備を -バッテリ・・・
立春を迎えたとはいえ、「春は名のみの~」と歌われているように、日射しが強くなってくる半面、寒さはまだ続きそうです。木々の芽が少しずつ膨らんで新しい季節への・・・
ある自動車会社のシンポジウム
先日、「交通事故ゼロへの挑戦」~改めて問う! 自動車の安全技術開発における事故調査の重要性~というシンポジウムが、自動車メーカーや医者など、各界から多数の・・・
ユニバーサルデザインと農業
ユニバーサルデザインとは 最近、福祉分野で「バリアフリー」、「ユニバーサルデザイン」、といった言葉を耳にすることがあります。まず、「バリアフリー」とは福祉の・・・