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過去の死亡事故の動向
  (平成17年度以前)





 平成19年に発生した農作業による死亡事故件数は、397件と前年より6件増加した。
 事故区分別では、農業機械作業によるものが259件(65%)、農業用施設作業によるものが21件(5%)、機械・施設以外の作業によるものが117件(30%)となっている。
 また、年齢階層別では、65歳以上の高齢者による事故が286件と死亡事故全体の72%を占めている。

平成19年に発生した農作業死亡事故について

1 調査対象及び調査対象期間

  調査対象 : 全国における農作業事故死亡者
  調査期間 : 平成19年1月1日〜12月31日の1年間

2 調査方法
 本調査は、全国における農作業に伴う死亡事故の発生実態及びその原因等を把握することを目的として、平成19年1月1日〜12月31日までの1年間の農作業死亡事故について、都道府県職員が厚生労働省の「人口動態調査」に係る死亡小票を閲覧する等の方法により実施した。

3 調査結果の概要
3−1 概要
(1) 平成19年の農作業死亡事故件数は、397件となっている。
(2) 事故区分別にみると、
  1. 農業機械作業に係る事故(以下「機械に係る事故」という。)は、259件(65%)
  2. 農業用施設作業に係る事故(以下「施設に係る事故」という。)は、21件(5%)
  3. 農業機械・施設以外の作業に係る事故(以下「それ以外の事故」という。)は、117件(30%)となっている。
  4. 図1 事故区分別発生件数の推移
    ※平成14年には未実施の府県がある。

    図1 事故区分別発生件数の推移


(3)年齢階層別にみると、65歳以上の高齢者の事故が286件となり、事故全体に占める割合は72%となっている。

図2 事故件数の推移(高齢者)
※平成14年には未実施の府県がある。
※年齢不明者が、平成15年の合計には1名、平成16年には3名含まれている。

図2 事故件数の推移(年齢階層別)


(4) 男女別にみると、男性が333件(84%) 、女性が64件(16%)となっている。

図3 事故件数の推移(男女別)
※平成14年には未実施の府県がある。
※性別不明が、平成17年には1名いる。

図3 事故件数の推移(男女別)


3−2 「機械に係る事故」の発生状況
(1) 機種別事故発生状況
  機種別では、乗用型トラクターによる事故が最も多く115件(機械に係る事故の44%)、次いで農用運搬車(動力運搬車、農業用トラック等)が45件(17%)、歩行型トラクターが35件(14%)とこれらの3機種で、機械に係る事故の75%を占めている。

図4 事故件数の推移(機種別)
※平成14年には未実施の府県がある。

図4 事故件数の推移(機種別)


(2) 原因別事故発生状況
 乗用型トラクターでは、機械の転落・転倒が75件(当該機種による事故の65%)と最も多く、次いで機械からの転落が15件(13%)となっている。
図5 事故原因別件数(乗用型トラクター)

図5 事故原因別件数(乗用型トラクター)


 農用運搬車及び歩行型トラクターについても、乗用型トラクターと同様、機械の転落・転倒によるものが最も多くなっており、それぞれ22件(49%)、12件(34%)となっている。
図6 事故原因別件数(農用運搬車)

図6 事故原因別件数(農用運搬車)


図7 事故原因別(歩行型トラクター)

図7 事故原因別件数(歩行型トラクター)


3−3 「施設に係る事故」の発生状況
 施設に係る事故は作業舎の屋根等「高所からの墜落・転落」が最も多く14件(施設に係る事故の67%)となっている。
図8 事故原因別件数(施設作業)

※表記以外の分類は全て0件

図8 事故原因別件数(施設作業)


3−4 「それ以外の事故」の発生状況
 それ以外の事故は、ほ場、道路からの転落が38件(33%)と最も多く、次いで「稲わら等焼却中に火にまかれるもの」、熱中症等を含む「作業中の病気によるもの」、それぞれ26件(22%)、22件(19%)となっている。

図9 事故原因別 <農業機械・施設以外の事故>

図9 事故原因別件数(農業機械・施設以外の作業)



 この資料は、平成21年4月28日に農林水産省生産局からプレスリリースされたものを編集して作成しています。

【 プレスリリース全文 】 (PDF 7ページ 30.5KB)


 
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