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過去の死亡事故の動向
  (平成17年以前)





 平成24年の農作業死亡事故件数は350件であり、前年に比べ16件の減少となっている。
 事故区分別では、農業機械作業によるものが256件(73%)、農業用施設作業によるものが19件(5%)、機械・施設以外の作業によるものが75件(21%)となっている。
 また、年齢階層別では、65歳以上の高齢者による事故が278件と死亡事故全体の79%を占めている。

平成24年に発生した農作業死亡事故について

1 調査対象及び調査対象期間

  調査対象 : 全国における農作業事故死亡者
  調査期間 : 平成24年1月1日〜12月31日の1年間

2 調査方法
 本調査は、全国における農作業に伴う死亡事故の発生実態及びその原因等を把握することを目的として、平成24年1月1日〜12月31日までの1年間の農 作業死亡事故について、都道府県職員が厚生労働省の「人口動態調査」に係る死亡小票を閲覧する等の方法により実施した。

3 調査結果の概要
3−1 概要
(1) 平成24年の農作業死亡事故件数は、350件となっている。
(2) 事故区分別にみると、
  1. 農業機械作業に係る事故(以下「機械に係る事故」という。)は、256件(73%)
  2. 農業用施設作業に係る事故(以下「施設に係る事故」という。)は、19件(5%)
  3. 農業機械・施設以外の作業に係る事故(以下「それ以外の事故」という。)は、75件(21%)となっている。
  4. 図1 事故区分別発生件数の推移
    図1 事故区分別発生件数の推移


(3)年齢階層別にみると、65歳以上の高齢者の事故は278件であり、事故全体に占める割合は79%と例年と同水準である。80歳以上は138件であり、39%を占めている。

図2 事故件数の推移(高齢者)
※年齢不明者が、平成15年の合計には1名、平成16年には3名含まれている。

図2 事故件数の推移(年齢階層別)


(4) 男女別にみると、男性が302件(86%) 、女性が48件(14%)となっている。

図3 事故件数の推移(男女別)
※性別不明が、平成17年には1名いる。

図3 事故件数の推移(男女別)


3−2 「機械に係る事故」の発生状況
(1) 機種別事故発生状況
  機種別では、「乗用型トラクター」による事故が最も多く106件(機械に係る事故の41%)、次いで「歩行型トラクター」及び「農用運搬車(動力運搬車、農業用トラック等)」がそれぞれ40件(16%)と、これらの3機種で機械に係る事故の73%を占めている。

図4 事故件数の推移(機種別)
※平成14年には未実施の府県がある。

図4 事故件数の推移(機種別)


(2) 原因別事故発生状況
 乗用型トラクターでは、「機械の転落・転倒」が72件(当該機種による事故の68%)と最も多い。

図5 事故原因別件数(乗用型トラクター)

図5 事故原因別件数(乗用型トラクター)


 歩行型トラクターでは、「挟まれ」が22件(当該機種による事故の55%)と最も多く、次いで「転落・転倒」及び「回転部等への巻き込まれ」がそれぞれ8件(20%)となっている。
図6 事故原因別件数(農用運搬車)

図6 事故原因別件数(歩行型トラクター)


農用運搬車では、「機械の転落・転倒」が19件(当該機種による事故の48%)と最も多く、次いで「ひかれ」が10件(25%)となっている。

図7 事故原因別(歩行型トラクター)
図7 事故原因別件数(農用運搬車)


3−3 「施設に係る事故」の発生状況
 施設に係る事故は、作業舎の屋根等、高所からの「墜落・転落」が12件(施設に係る事故の63%)と最も多くなっている。
図8 事故原因別件数(施設作業)
図8 事故原因別件数(施設作業)


3−4 「それ以外の事故」の発生状況
 それ以外の事故は、「作業中の病気によるもの」が23件(それ以外の事故の31%、このうち熱中症によるものが21件)と最も多く、次いで「ほ場、道路からの転落」が12件(16%)、「稲わら焼却中等の火傷」が11件(15%)となっている。

図9 事故原因別 <農業機械・施設以外の事故>

図9 事故原因別件数(農業機械・施設以外の作業)


3−5 「月別の事故」の発生状況
 月別では、「9月」が49件(14%)と最も多く、次いで「4月」45件(13%)、「5月」及び7月がそれぞれ42件(12%)となっている。

図10 月別の事故発生状況

※発生月不明が1件ある。

図10 月別の事故発生状況



 この資料は、平成26年4月8日に農林水産省生産局からプレスリリースされたものを編集して作成しています。

【 プレスリリース全文 】 (PDF 7ページ 409KB)


 
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