家畜繁殖飼養  
大型細胞浮遊培養装置による
牛用ワクチンの省力量産システム

【概要・特徴】
 培養温度、撹拌速度、pHの写真制御装置を備えた大量培養システムで、ワクチン製造の省力化・量産化が図れる(図1)。
 
【導入効果】
1) 省力化・合理化によるワクチンの低コスト製造が可能(表1)。
2) 緊急量産が可能。
3) 牛用ワクチン以外のワクチンの製造にも応用可能である。
4) 牛異常産3種混合不活化ワクチン、牛流行熱不活化ワクチン、牛流行熱・イバラキ病混合不活化ワクチン、牛コロナワクチン、アカバネ病生ワクチン、牛RS生ワクチンなどの製造へ応用できる。
 
【導入上の留意点】
1)

より大型化した培養装置を導入した場合、至適条件(回転速度など)を検討する必要がある。

2) 量産体制への整備・移行が必要。
 
【実証事例】
  牛異常産3種混合不活化ワクチンを本システムで試験的に製造(試作ワクチン)し、牛での有効性を検討したところ、現行法(ガラス製ローラーボトルによる培養法)とほぼ同等の成績を示した(表2)。
  農林水産省に、浮遊培養法による牛異常産3種混合不活化ワクチンの製造法について事項変更申請を行い2002年(平成14年)3月18日に承認を得た。
 
【開発企業・問い合わせ先】
株式会社 微生物化学研究所 高村 恵三
〒611-0041 京都府宇治市槙島町24-16
TEL:0774-22-4518
FAX:0774-24-1407
E-mail:baiyou@kyotobiken.co.jp

 

図1 250L浮遊培養槽(量産用実用機)
 
表1 浮遊培養法によるワクチン製造法の利点
 
表2 牛異常産3種混合不活化ワクチン注射牛の中和抗体価

 

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