花き遺伝資源(シモツケ類)| 農研機構

シモツケ類

　シモツケ属（Spiraea　L.)はバラ科（Rosaceae）に属し、北半球の温帯と亜寒帯に約100種が分布しています。それらのほとんどは、株立ちとなり、小さな花を房状につけます。

　我が国では、4月に白い花をつけるユキヤナギ（S. thunbergii）、4月下旬から5月に白い花をつけるコデマリ（S. cantoniensis）、5～7月頃に淡紅色の花を咲かせるシモツケ（S. japonica）などが、庭木や切り花として利用されています。

　野菜花き研究部門では、遺伝資源として約100点のシモツケ類を維持保管しています。ここではその一部をご紹介します。