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シャインマスカット

樹種名    :ブドウ
育成機関名  :(独)農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所
品種名    :シャインマスカット Shine Muscat(系統名:ブドウ安芸津23号)
命名登録
  登録番号 :ぶどう農林21号
  登録年月日:2003年9月5日
品種登録
  登録番号 :第13891号
  登録年月日:2006年3月9日
品種登録出願者:独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構
交雑年    :1988年
交雑組み合わせ:安芸津21号×白南 (あきつ21ごう×はくなん)
なお、安芸津21号はスチューベン×マスカットオブアレキサンドリアから生じた選抜系統
品種の説明:
「巨峰」とほぼ同時期に成熟する黄緑色のブドウである。果粒の形は短楕円である。肉質は崩壊性で硬く、マスカット香を呈する。糖度は高く20%程度になり、酸含量が0.3〜0.4100ml と少ない。食味が優れる。渋みは無い。はく皮性は「巨峰」・「ネオ・マスカット」よりやや劣る。裂果性は非常に小さく、「巨峰」なみである。脱粒性は「巨峰」より少なく、「ネオ・マスカット」なみである。日持ち性は「巨峰」より長い。穂軸が褐変しやすい傾向がある。有核栽培では、果粒重は10g程度である。開花後にジベレリン25ppmの果房浸漬処理を行うことにより、果粒重が1g程度増大するとともに穂軸が褐変しにくくなる。
開花前にストレプトマイシン200ppmを散布し、満開時および満開10〜15日後にジベレリン25ppmの花房(果房)浸漬処理を行うことにより種なしブドウとして生産できる。整房は花穂の先端4cm程度を用いると良い。無核化栽培の場合、有核栽培と比べて果粒重が1g程度増大する。また、有核栽培と比べ、肉質がやや硬くなり、やや脱粒しやすくなる。
樹勢は強い。発芽期は「巨峰」とほぼ同時期である。葉の下面に綿毛が密生する。花穂の長さは長い。花性は両性である。開花期は「巨峰」よりやや遅く、「ネオ・マスカット」に近い時期である。花振るい性は少なく、栽培容易である。有核栽培の場合、満開時に整房すると結実が良い。有核栽培の整房労力と摘粒労力は少なく「巨峰」なみである。黒とう病には弱い。べと病抵抗性は「巨峰」なみと見込まれるが、正確な評価にはなお試験が必要である。樹勢が旺盛であるが、樹勢が落ち着くと果粒が肥大する。

育成担当者 :
ブドウ・カキ研究部(山田昌彦、山根弘康、吉永勝一、小澤俊治、佐藤明彦、平川信之、岩波宏、中島育子、吉岡美加乃、三谷宣仁、白石美樹夫、中野正明、中畦良二)
発表論文など:

主要研究成果:
果実(有核栽培) 果実(無核栽培)

棚栽培の結実状況

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