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[背景・ねらい] |
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農業現場で活用しやすい簡易迅速な小麦α−アミラーゼ抽出法とドライケミストリー法による分析装置を組み合わせることにより、小麦原粒に対応可能なα−アミラーゼ活性測定システムを開発する。 |
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[成果の内容・特徴] |
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1. |
内刃・外刃サイズおよび突出口の形状等を改良した麦専用ジェネレーターを用いてホモジナイズすることにより、安定かつ効率的な小麦粒の破砕が可能である(図1)。 |
2. |
麦専用ジェネレーターと1Lポリ容器との位置関係を偏心2.0cm、クリアランス4.0cmとすることで、安定した水流が得られ、効率的に小麦粒を破砕することが可能である。農業現場での作業性を考慮した場合、回転数8,000rpm、破砕時間120秒が抽出条件として適当である(表1、図2)。 |
3. |
α−アミラーゼ測定システムを用いることにより、1点あたりの分析時間がおよそ12分、また3名の人員配置により連続操作することで1時間あたり約25点(前処理装置二台稼動で35点)の分析が可能である。(表2)。 |
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[成果の活用面・留意点] |
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1. |
ドライケミストリー法を用いたα−アミラーゼ活性測定システムは、小麦子実中のα−アミラーゼ活性を簡易かつ迅速に測定できる。 |
2. |
水道水の温度が極端に低い地域および時期には、抽出液の温度を調整するため適当な加温操作が必要である。 |
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