二軸式エクストルーダを使用することによりトウフ粕を利用した肉牛肥育用TMRをペレット化できる。カビの発生は酢酸を1%添加することで防止でき、2週間の保存が可能となる。TMRペレットの長期間給与は有効繊維長の不足により採食量が低下する。
[キーワード] | 二軸式エクストルーダ、TMRペレット、酢酸、トウフ粕 |
[担当] | 三重科技セ・畜産研究部・大家畜グループ |
[連絡先] | 0598-42-2029 |
[区分] | 関東東海北陸農業・畜産草地 |
[分類] | 技術・参考 |
[背景・ねらい]
安価な高蛋白飼料であるトウフ粕を利用したTMRの給与により、低コスト肉牛生産は可能となった。しかし、給与面でトウフ粕のサイレージ化の手間やTMR給与に取り組めないことから肥育利用は進んでいない。そこで、トウフ粕を利用したTMRを更に利用しやすくするためペレット化を試みた。ペレットの製造には、高温、圧縮過程における殺菌効果と飼料の物理化学的変成に加えて品質や流通性の改善が期待できるエクストルーダを使用した。
[成果の内容・特徴]
[成果の活用面・留意点]
[具体的データ]
[その他]
研究課題名 |
:食品廃棄物の家畜飼料へのリサイクル技術の確立 |
予算区分 |
:県単 |
研究期間 |
:2001年度 |
研究担当者 |
:山田陽稔、平岡啓司、松井靖典 |
発表論文等 |
:山田ら(2001)、日草誌、47(別号):244〜245 |