[要約]
烏骨鶏を産卵性と外貌で7世代に渡り選抜した結果、産卵率が倍増し外貌の揃った烏骨鶏が作出された。また、第6世代を自然日長下で平飼いした場合就巣行動が顕著となり産卵率が低下した。
[キーワード] | 烏骨鶏、産卵性、外貌、就巣行動 |
[担当] | 群馬畜試・中小家畜部・改良技術課 |
[連絡先] | 027-288-2222 |
[区分] | 関東東海北陸農業・畜産草地 |
[分類] | 技術・参考 |
[背景・ねらい]
群馬県内で飼育されている烏骨鶏は、主に薬膳的利用がされる特殊鶏として普及しつつある。しかし、入手方法や鶏の外貌が不明確で雑種や近親交配が進むなど系統としての問題をかかえていた。そこで、小規模農家の経営を後方支援するため、産卵性や外貌(表1)を基準に烏骨鶏の選抜、改良を平成6年より7世代に渡り実施した。さらに、配布農家と同様な条件での性能調査として、自然日長下の平飼い環境での産卵性について調査した。
[成果の内容・特徴]
[成果の活用面・留意点]
[具体的データ]
[その他]
研究課題名 | :品種改良及び品質改善に関する研究 |
予算区分 | :県単 |
研究期間 | :1994〜2001年度 |
研究担当者 | :後藤美津夫、松本尚子、加藤一雄、北爪浩三、松原英二 |
発表論文等 | :後藤美津夫(2001)群馬畜試研報8:投稿中 |