[要約]
横斑プリマスロックの雌に2,3,7,8-TCDDを接種し、ロードアイランドレッドの雄と人工授精して得られた受精卵をふ化し、TCDDの影響を調査した。その結果、母鶏へのTCDD暴露は産卵を抑制し、ふ化率、卵質や次世代のヒナの性比に影響を与えることが解った。
[キーワード] | 鶏、内分泌攪乱物質、TCDD、ふ化率、性比 |
[担当] | 静岡県中小家畜試験場・養鶏研究スタッフ |
[連絡先] | 0537-35-2291 |
[区分] | 関東東海北陸農業・畜産草地 |
[分類] | 科学・参考 |
[背景・ねらい]
一般的に環境ホルモンといわれる内分泌攪乱化学物質は従来の計測器では検出されないきわめて低い濃度で次世代におよぶ生障害をもたらす。これら化学物質の生殖機能への影響を本研究で確立したニワトリの評価系を用いて調査する。
[成果の内容・特徴]
[成果の活用面・留意点]
[具体的データ]
P<0.01
P<0.01
[その他]
研究課題名 | :鶏における内分泌撹乱化学物質の影響評価と抑制物質の検討 |
予算区分 | :県単 |
研究期間 | :2001〜2003 年度 |
担当者 | :松下幸広、池谷守司 |
発表論文等 | :なし |