[要約]
ナス青枯病抵抗性台木品種の抵抗性は、高温および排水不良条件下で低下するため、接木栽培では温度管理および排水対策を徹底し、台木品種は同条件下でも比較的安定した抵抗性を示す「カレヘン」、「台太郎」を用いる。
[キーワード] | ナス、青枯病、抵抗性、台木 |
[担当] | 新潟農総研・園芸研・環境科 |
[連絡先] | 0254-27-5555 |
[区分] | 関東東海北陸農業・北陸・生産環境 |
[分類] | 技術・参考 |
[背景・ねらい]
水田転換畑を中心とするナス栽培産地で、盛夏期以降に青枯病が多発し問題となっている。現在、新潟県では「トルバム・ビガー」を中心とした抵抗性台木品種を用いた接木栽培が行われているが、防除効果の安定しない事例が見られる。その一因として「トルバム・ビガー」を侵す青枯病W菌群菌が本県に分布することを明らかにしたが、未分布地域においても防除効果不良事例があるためその原因を解明し、ナス青枯病の防除対策に資する。
[成果の内容・特徴]
[成果の活用面・留意点]
[具体的データ]
[その他]
研究課題名 | :ナス科野菜青枯病の防除技術 |
予算区分 | :県単経常 |
研究期間 | :1998〜2000年度 |
研究担当者 | :棚橋 恵、山口吉博 |
発表論文等 | :棚橋ら(1999)日植病報65(2):363 |