6月開花に適するキンギョソウ品種


[要約]
2月下旬には種し、無摘心栽培で6月に開花させるキンギョソウ品種は、「アポロパープル」、「モナコローズ」および「フラメンコイエロー」が有望である。

[キーワード]キンギョソウ、新品種、6月開花、無摘心栽培

[担当]静岡農試・南伊豆分場
[連絡先]電話 0558-62-0001
[区分]関東東海北陸農業・花き
[分類]技術・普及

[背景・ねらい]
 キンギョソウの無摘心栽培では、中晩生品種を用いることで5〜6月に良質の切花が得られるが、我が国では中晩生品種の育成が行われていないため、品種情報が乏しい。そこで、業者が海外から導入した中晩生品種を供試し、この作型における品種特性を比較し、産地に導入する際の基礎資料とする。

[成果の内容・特徴]
1. 供試品種のうち、アポロ系品種はペンステモン咲き、その他の品種は普通咲きである。
2. 供試品種の到花日数は99〜110日、開花時草丈は82〜144cm、切り花重は24〜63gで、いずれの品種も、この時期の切り花としてはボリュームがある。
3. 「アポロパープル」は紫花で開花時の草丈と花穂のバランスが良く、良質な切り花が得られる。
4. 「モナコローズ」は濃桃花で開花時の草丈と花穂のバランスが良く、良質な切り花が得られる。
5. 「フラメンコイエロー」は黄花で開花時の草丈と花穂のバランスが良く、良質な切り花が得られる。

[成果の活用面・留意点]
1. 海外育成の20品種を、2月26日は種、無摘心栽培の作型で、対照品種の「ヴェルン」と比較した。
2. 栽植方法は株間10×条間20cm、8株植、施肥は1a当たり成分量で窒素1.4kg,りん酸1.6kg,カリ1.8kgを定植前に施用した。


[具体的データ]


[その他]
研究課題名:マーガレット等伊豆地域特産花きの選抜と栽培法の確立
予算区分 :県単
研究期間 :平成15年度(平成14〜16年)
研究担当者:稲葉善太郎、大城美由紀

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