貯蔵タンパク質含有量を低減させた組換えイネ |
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[要約] | ||||||||
遺伝子組換えにより、種子の貯蔵タンパク質であるプロラミンの含有量が著しく減少したイネが作出できる。この種子では、プロラミン以外の貯蔵タンパク質の含有量は原品種とほぼ同等であり、総貯蔵タンパク質含有量は低減する。 |
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[キーワード]組換えイネ、貯蔵タンパク質、プロラミン |
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[担当]中央農研・北陸地域基盤研究部・米品質研究チーム [連絡先]電話 025-526-3245 [区分]関東東海北陸農業・生物工学、作物・生物工学 [分類]科学・参考 |
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[背景・ねらい] | ||||||||
種子のタンパク質の大部分は、貯蔵タンパク質という形で保持されており、イネ種子の場合はグルテリン、グロブリン、プロラミンである。イネ種子(米)の貯蔵タンパク質は、コムギやダイズの場合と異なり加工特性に寄与しておらず、含有量が高くなると米の品質を低下させることが指摘されている。一方、有用タンパク質の遺伝子を導入することにより、種子に外来タンパク質を大量生産させる試み(バイオリアクター)が注目されているが、その場合に種子本来の貯蔵タンパク質を減らして、生じた余剰のアミノ酸を効率良く有用タンパク質の生産に利用する手法が考えられている。 |
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[成果の内容・特徴] |
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[成果の活用面・留意点] |
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[その他] |
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研究課題名:貯蔵タンパク質の改変による米粒特性の解析 |
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