作業競合を回避して実収量を高めるための飼料イネ生産体系の要点 |
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[要約] | ||||||||||
収穫時に「コシヒカリ」との作業競合がなく、1t/10a以上の乾物実収量を得たのは、直播栽培では「夢あおば」を用いて穂数が400本/m2程度の時である。6月中旬の移植では、「クサユタカ」を用いた時であるが、大豆栽培跡や堆肥施用などの適切な肥培管理や収穫機の作業性の高いことが条件となる。 |
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[キーワード]稲発酵粗飼料、作業競合、飼料イネ、クサユタカ、実収量、夢あおば |
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[担当]中央農研・北陸総合研究部・総合研究第1チーム [連絡先]電話025-526-3218 [区分]関東東海北陸農業・北陸・総合研究、共通基盤・総合研究 [分類]技術・参考 |
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[背景・ねらい] | ||||||||||
稲発酵粗飼料の利用と拡大、定着・普及を促進するためには、耕種農家が高品質な飼料イネを安定的に畜産農家に供給し、信頼ある耕畜連携を育むことが重要である。飼料イネの安定供給のためには多収であることが重要であり、さらには低コストであること、食用稲などの他作物と作業や作期競合が起こらない栽培技術体系を確立することが必要である。ここでは,飼料イネ−大麦−飼料イネの2年3作体系を想定し、営農規模で実際に飼料イネ生産を行い、収穫作業時の競合が起こらずに、実収量を高めるための栽培技術体系の要点について明らかにする。 |
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[成果の内容・特徴] |
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[成果の活用面・留意点] |
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[その他] |
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研究課題名:大麦・飼料用イネ2年3作体系の開発 |
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