種子付きマットの利用により移植可能期間の長い水稲苗ができる |
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[要約] | ||||||||||||
種子付きマットを30℃の育苗器内で棚差で4日間出芽させることにより,育苗開始7日後から30日後まで移植可能な水稲苗(マルチステージ苗)を育苗できる。この期間であれば欠株率が5%以下となる苗丈7cm以上を確保でき,収量も変わらない。 |
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[キーワード]イネ、種子付きマット、マルチステージ苗 |
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[担当]中央農研・関東東海総合研究部・総合研究第2チーム [代表連絡先]電話029-838-8822 [区分]関東東海北陸農業・総合研究、共通基盤・総合研究 [分類]技術・参考 |
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[背景・ねらい] | ||||||||||||
水稲の移植栽培では播種量により育苗期間がほぼ決まってしまうために、状況に応じて移植日を柔軟に変えることが難しい。育苗期間を短くすると通常の土を用いた苗では根量が不十分で田植機に乗せられる強度の苗マットができない。種子と覆土があらかじめもみがら成型マットに接着してある種子付きマットを使うことによりまだ根が伸びていない苗でも田植機に載せることが出来る。そこで、移植作業の計画を柔軟に組めるように,育苗開始後早い時期から30日程度までいつでも安定して市販の田植機で移植できる苗(マルチステージ苗)の育苗技術を開発し、移植精度や収量性から見た移植可能期間を明らかにする。 |
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[成果の内容・特徴] |
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[成果の活用面・留意点] |
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[その他] |
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研究課題名:直播と移植を融合した水稲マルチステージ苗による栽培技術の開発 |
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