現地農家圃場における玄米中カドミウム濃度の変動範囲を簡易に推定する方法 |
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[要約] | ||||||||||
現地農家圃場で産出される玄米中の土壌に由来するカドミウム濃度の変動範囲は、当該圃場の土壌1.5〜2Lを容器に詰めて常時湛水および畑状態の2条件で栽培した稲の玄米を分析することにより推定できる。 |
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[キーワード]カドミウム濃度、玄米、水田土壌、リスク評価 |
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[担当]中央農研・北陸水田利用部・土壌管理研究室 [連絡先]電話025-526-3244 [区分]関東東海北陸農業・北陸・生産環境、共通基盤・土壌肥料 [分類]行政・参考 |
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[背景・ねらい] | ||||||||||
玄米中カドミウム濃度の規制値が、CODEX委員会で論議され、また、鉱山・工場廃水などの影響がないとされる地帯からもCd濃度0.4 mg kg-1以上の玄米が産出される現実があり、営農指導現場では、予め高濃度玄米が生産される可能性のある水田圃場を特定し出穂期前後の湛水管理などの対策をとる必要がある。玄米中カドミウム濃度は土壌中のカドミウム量と必ずしも対応せずに、栽培期間中の水管理の影響を大きく受ける。そこで、営農現場で容易に実施できるポット栽培により、圃場で産出される玄米中カドミウム濃度の変動範囲を推定する方法を確立する。 |
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[成果の内容・特徴] |
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[成果の活用面・留意点] |
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[その他] |
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研究課題名:水稲のカドミウム吸収、移行、蓄積実態の解明 |
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