大麦のβ-グルカン欠失変異の遺伝様式と胚乳細胞壁構造 | ||||||||||
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[要約] | ||||||||||
大麦のβ-グルカン欠失変異遺伝子(bgl )は単因子劣性で、7H染色体上に座乗し、裸性遺伝子(nud )と14.4%の組換え価で連鎖する。β-グルカン欠失系統は胚乳細胞壁のマトリクス構成多糖量が少なく、細胞壁が薄くなる。 | ||||||||||
[キーワード]オオムギ、胚乳細胞壁、β-グルカン、アラビノキシラン |
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[担当]作物研・大麦研究関東サブチーム [代表連絡先]電話:029-838-8862 [区分]作物、関東東海北陸農業・関東東海・水田作畑作 [分類]研究・参考 |
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[背景・ねらい] | ||||||||||
大麦穀粒に含まれるβ-グルカンは胚乳細胞壁の主要構成多糖で、穀粒の硬軟質性に深く関わっており、人体にとっては高い機能性を有する食物繊維として有用である。一方、β-グルカン欠失系統「OUM125」(「赤神力」の突然変異系統、岡山大学資源生物科学研究所)が見いだされており、従来の品種とは異なる品質特性を持つ可能性がある。そこで、β-グルカン欠失変異の遺伝様式を明らかにするとともに、実用品種を遺伝的背景とする準同質遺伝子系統を作出して品質特性を解析する。 | ||||||||||
[成果の内容・特徴] | ||||||||||
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[成果の活用面・留意点] | ||||||||||
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[その他] | ||||||||||
研究課題名:大麦・はだか麦の需要拡大のための用途別加工適性に優れた品種の育成と有用系統の開発 | ||||||||||
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