ウシ単為発生胚の移植は黄体退行を抑制する | ||||||||
[要約] | ||||||||
ウシ単為発生胚(PA胚)の共移植による受胎成績の向上を図るため、受胚牛へ移植するPA胚の有効胚数と発情周期への影響を調査した結果、PA胚の2胚移植により黄体退行の抑制効果が認められる。 | ||||||||
[キーワード]ウシ単為発生胚(PA胚)、受胚牛、共移植、胚移植、発情周期 |
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[担当]福井畜試・技術開発部・バイテク研究グループ [代表連絡先]電話:0776-81-3130 [区分]関東東海北陸農業・畜産草地(大家畜) [分類]研究・参考 |
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[背景・ねらい] | ||||||||
これまで、胚移植成績の向上を図るため栄養膜小胞と胚を共移植したところ、胚のみの移植に比べ受胎率が5〜10%程高くなった。栄養膜小胞は妊娠シグナル(インターフェロンτ)を分泌し受胎率を向上させることが明らかになっているが、効率的な作成が困難であるという問題がある。そこで、実験室内において比較的簡易に作出でき、インターフェロンτ産生能をもつ単為発生胚(PA胚)の共移植への利用を目的に、PA胚の耐凍性、子宮内での発育性、黄体退行の抑制効果について調査し、共移植による移植受胎成績について検討を行う。 | ||||||||
[成果の内容・特徴] | ||||||||
PA胚はと場由来の未成熟卵子を体外で成熟させた卵子を材料として、カルシウムイオノホアA23187と6-ジメチルアミノプリンを用いた複合活性化処理により作出し、処理日(=0日)から7日または8日目に拡張胚盤胞期に到達したものを用いる。移植胚は過剰排卵処理した黒毛和種より回収し、10%エチレングリコール(EG)、または10%エチレングリコール+0.1Mトレハロース(EG+Tre)を耐凍剤として緩慢凍結した胚を用いる。 | ||||||||
[成果の活用面・留意点] | ||||||||
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[具体的データ] | ||||||||
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[その他] | ||||||||
研究課題名:受精卵移植技術高度定着化確立事業 | ||||||||
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