ニホンナシ「幸水」の簡易整枝せん定法 | ||||||||
[要約] | ||||||||
①予備枝から発生した先端の新梢以外は摘心し長果枝を養成、②長果枝は冬期に先端部のみを棚に固定、③側枝途中から発生した新梢は7月に1回間引、④冬期に側枝の半数は切除し半数は翌年も利用、このパターンで慣行栽培とほぼ同等の果実が収獲できる。 | ||||||||
[キーワード]ニホンナシ、「幸水」、簡易な整枝せん定 |
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[担当]埼玉農総研セ園研・果樹担当 [代表連絡先]電話:0480-21-1141 [区分]関東東海北陸農業・果樹 [分類]技術・参考 |
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[背景・ねらい] | ||||||||
ニホンナシの主力品種「幸水」は、栽培技術の進歩によって安定生産が可能になっているが、生産者の高齢化が進み、側枝の水平誘因、先端の切り返し、新梢摘心等高度な栽培技術の継承が課題となっている。そこで、技術の未熟な後継者等にあっても就農初期段階に取り組める「幸水」の平易な整枝せん定法を開発する。 | ||||||||
[成果の内容・特徴] | ||||||||
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[成果の活用面・留意点] | ||||||||
この作業を単純化した整枝方法は、慣行の整枝せん定法と比較して単位面積当たりの収量がやや減少し、側枝の利用年数も短くなるなどの短所が有るが、未経験者の初歩的技術として2〜3年間の限定として活用し、栽培技術を習得した後は、慣行の管理技術に移行していく必要がある。 | ||||||||
[具体的データ] | ||||||||
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