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日本家屋害虫学会で食品害虫サイトを紹介

2008.03.31 曲山幸生

 

2008年2月15日に、神奈川県相模原市にある麻布大学で、日本家屋害虫学会第29回年次大会が開催されました。日本家屋害虫学会は、人間にとって迷惑な日常生活で接する小動物を扱いますが、年次大会に参加されていた方たちの虫に対する優しい気持ちを感じることができました。

例えば、ハエやゴキブリなどと戦う場合でも、相手を根絶するような攻撃的な対策ではなく、ヒトの生活圏を維持するための専守防衛的な対策を研究発表していました。急速な領土拡大は阻止しますが、元々生存していた場所までは脅かしませんと宣言しているようでした。

たとえ虫が相手でも、種として生存する権利を認めるという博愛主義が基本理念のようです。シンポジウムの演題のひとつに、カエルの新興感染症である「ツボカビ症」という、人間の活動とは直接関係のないテーマが選ばれていたことが、象徴的だと思います。

カエル
カエル

この学会で、食品害虫サイトを開設したことを報告しました。互いを思いやることを当然のように考える人が多かったせいか、「利害の異なる関係者が互いに相手の価値観を理解することを目指したコミュニティの形成」という食品害虫サイトの理念は、おおむね好意的に受け入れてもらえたようです。

目指したコミュニティ
目指したコミュニティ
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更新日:2019年02月19日