貯穀害虫・天敵図鑑
いろいろな視点から虫を探そう
近年、穀類を含めた食品への昆虫類の混入に関する問い合わせが多くなってきています。その主な問い合わせ内容は主に異物として混入した昆虫の同定依頼と、その駆除法です。こうした状況に対応するため、個人でもインターネットで簡単に調べることができるように本図鑑の作成を試みました。いまだ不備の点も多いのですが、今後徐々に改善していきたいと思っています。
一般に貯穀害虫と呼ばれるものはその全発育ステージを貯蔵食品中で過ごすものを指し、大部分はコウチュウ目とチョウ目に属しています。また、これらを捕食したり、これらに寄生したりする天敵も同時に見つかることがあります。天敵として知られているものの大部分は捕食性のカメムシと捕食寄生性の小さなハチです。貯穀害虫に共通する特徴としては次の点があります。
一般に貯穀害虫と呼ばれるものはその全発育ステージを貯蔵食品中で過ごすものを指し、大部分はコウチュウ目とチョウ目に属しています。また、これらを捕食したり、これらに寄生したりする天敵も同時に見つかることがあります。天敵として知られているものの大部分は捕食性のカメムシと捕食寄生性の小さなハチです。貯穀害虫に共通する特徴としては次の点があります。
- 極めて低水分の貯蔵食品を餌とします。
- 食品の流通と共に各地に広がり、今では貯穀害虫の多くが世界共通種となっています。
- 倉庫等の施設内で見つかることが多く、野外ではほとんど見つかりません。
参考文献
このインターネット図鑑は下記の文献を参考に作成いたしました。
- 原田豊秋(1971)食糧害虫の生態と防除.光琳書院.東京.526p.
- Hayashi. T. et al. eds. (2004) Stored rice insect pests and their natural enemies in Thailand. JIRCAS International Agricultural Series No.13. Funny Publishing Co. Ltd. Bangkok. 79p.
- Hill,D.S. (1990) Pests of stored products and their control. Belhaven Press. London. 274p.
- 広渡俊哉(2004)屋内で見られる小蛾類.文教出版.大阪.105p.
- 中北宏ほか編(1995)輸入農産物の防虫・薫蒸ハンドブック.サイエンスフォーラム.東京.353p.
- 緒方一喜・光楽昭雄編(2000)最新の異物混入防止技術.フジ・テクノシステム.東京.380p.
- 芝崎勲監修(1999)環境衛生管理技術体系 ネズミ・害虫の衛生管理.フジ・テクノシステム.東京.704p.
- Subramanyam, B. and D. W. Hagstrum (1995) Integrated management of insects in stored products. Marcel Dekker Inc. New York. 426p.
- 安富和男・梅谷献二(1983)衛生害虫と衣食住の害虫.全国農村教育協会.東京.310p.
- 安永智秀ほか(2001)日本原色カメムシ図鑑 第2巻.全国農村教育協会.東京.350p.
- 吉田敏治ほか(1989)図説 貯蔵食品の害虫.全国農村教育協会.東京.268p.










































