キバナハウチワマメ(ルーピン)

 

学名:Lupinus luteus L.

英名:yellow lupine

分布:

地中海地域原産の越年型一年生の草本で,重要な穀物及び茎葉飼料作物であるが,現在は南アフリカ,アメリカ南部,オーストラリアなどに導入され,飼料用及び食用として広く栽培されている.ルーピンはルピナス属植物の総称であるが,畜産分野では飼料として使われる本種を指す.

戦前からわが国でも観賞用として栽培されていたが,鹿児島県の東串良町では,戦後,緑肥として志布志湾の海岸線に蒔いていたところ黄色い花が有名になり,今では2.5・に渡って4月いっぱい花を咲かせて群生しているという.

有毒成分:

ルピナス属植物は全草,特に種子に有毒なピペリジンアルカロイドおよびキノリジジンアルカロイドを含んでいる.

急性中毒に関与するのはピペリジンアルカロイド類.

ルピナス属の植物には催奇形性もあり,これにはキノリジジンアルカロイドが関与.

アルカロイド含有量の少ない甘味系統が育成され,放牧草や飼料として利用できる.

中毒症状:

同種のアルカロイドを含むドクニンジンと同様で,瞬膜の突出,歩様異常,痙攣,唾液分泌の亢進,筋肉の脱力感などを呈する.

診断法:

 

文献

 

 

(最終更新:2005.1.15)


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農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所 安全性研究チーム