トウゴマ

 

学名:Ricinus communis L.

英名:castor bean

分布:

アフリカ北東部原産で油糧植物として世界中の暖地で栽培されている一年草.

種子に含まれる油を絞って精製したものがヒマシ油で,古くから下剤として用いられてきた.また,塗料,化粧品などにも用いられている.

有毒成分:

種子に毒性タンパク質のリシンが含まれている.蛋白質なので加熱によって無毒化.

リシンはヒマシ油中には移行せず,絞りかすに残る.

ヒマシ油の絞りかすは牛の飼料として用いられるが,加熱してリシンを無毒化する必要がある.

中性pHでは,80℃で10分あるいは50℃で1時間の加熱で無毒化.

中毒症状:

経口摂取では消化管の壊死や出血など,消化器系の中毒症状を呈する.

化学兵器として噴霧されたリシンを吸入すると,発熱,咳,息苦しさなどの中毒症状を示し,その後気道の壊死や肺の浮腫を起こす.

診断法:

文献

 

(最終更新:2005.1.15)


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農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所 安全性研究チーム