【表題】 メタン発酵法による家畜糞尿の処理・利用

【著者名】 牛久保明邦;加藤雅義;吉村正敬;鈴木伸一;米安 晟;大山銀四郎
【所属】 東京農業大学
【発行年】 1988
【雑誌名】 東京農業大学農学集報
【巻】 33−1
【頁】 19−27
【要約】 家畜糞尿の処理とメタンガスの利用に関して、今後のメタン発酵法の高能率化のための改良とメタンガスの回収のための基礎データを得ることを目的とし、小型メタン発酵プラントで家畜糞(牛、豚、鶏)を供して実証試験を行い、次の結果を得た。ガスの発生量は、牛1頭の糞量25Kg/日(農林水産省基準値)として、120日滞留で1.60m3/日、豚1頭の糞量を3Kg/日(農林水産省基準値)として30日滞留で0.22m3/日、60日滞留で0.35m3/日、鶏100羽の鶏糞量を15Kg/日(農林水産省基準値)として40日滞留で1.03m3/日であった。また、ガスの発生量(y)とBOD容積負荷(x)との間にはy=3.25x0.697の関係式が得られた。糞の処理については、BOD除去率が、BOD容積負荷で牛ふん0.1Kg/m3・日、豚糞0.4Kg/m3・日ともに90%以上となったが、豚糞1.0Kg/m3・日では約70%となり、BOD容積負荷が大となるにしたがい除去率が低下した。しかし、COD、窒素、りんの除去は期待できる程ではなかった。
【要約者】 林 孝

[ 2002/01/28 掲載 ]


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