【表題】 豚舎構造の改善とその効果(1)

【著者名】 山口和光
【所属】 兵庫県畜産試験場
【発行年】 1980
【雑誌名】 畜産の研究
【巻】 34−10
【頁】 1213−1216
【要約】 豚房内がぬれると,便所が決まらず,除ふん,清掃に非常に時間と労力を要し,豚は下痢の発生が多くなるため,発育遅延となり,経営上大きな被害をこうむる。それ故豚房内の乾燥は,豚の発育にとって欠かせない条件であり,また豚は水洗管理が従来から行われてきたにもかかわらず,豚房の勾配は他の畜舎と同様に1/50〜1/60の勾配の豚舎が多く,常にじめじめしたのが普通であった。これが多頭化の進行と同時に敷料を使用しなくなって,又一方ふん尿処理上の問題から,管理水の制限および豚房内でのふん尿分離等が叫ばれ,どうしても床勾配を変える必要が生じてきた。床勾配を1/60,1/50,1/40および1/30区を設けて,豚房で調査した結果,この範囲内の勾配では,急な勾配程豚舎内が乾燥した。またこの程度の勾配であれば便所の長さが2m以内では,滑ったり,豚の行動上,何等,支障は認められなかった。
【要約者】 林 孝

[ 2002/01/28 掲載 ]


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