【表題】 微生物による豚ぷんの急速無臭化法

【著者名】 太田欽幸;池田 貢
【所属】 広島大学水畜産学部
【発行年】 1979
【雑誌名】 日本農芸化学会誌
【巻】 53
【頁】 277−284
【要約】 福山市内の養豚家が経験的な発酵法で無臭化した豚ぷんを種菌として用い、生豚ぷんを短時間に無臭化する方法、その無臭化の過程、および無臭過程における微生物の動態、悪臭成分、豚ぷん組成の変化について検討した。生豚ぷんに対し20%(W/W)の種菌を加え、ミモガラ、イナワラ、およびオガクズの農産廃棄物を加えるか、または、これらの廃棄物を添加せずに種菌の量を増加し、空隙度を2.5にし底に金網を張った木箱に堆積し、20℃前後の気温に放置すると8時間後に生豚ぷんは完全に無臭化された。無臭化に伴い豚ぷんのpHが7.3から9.2に、温度が23から65℃に上昇し、水分量が8%減少した。それと同時にアンモニアガスが発生した。試料中の放線菌および高温性細菌が増加し、中温性細菌、カビ、酵母、および大腸菌の菌数が減少した。
【要約者】 林 孝

[ 2002/01/28 掲載 ]


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