【表題】 都市ごみコンポストの品質評価と利用指針

【著者名】 栗原 淳;井ノ子昭夫;渡辺光昭
【所属】 農林水産省農業環境技術研究所
【発行年】 1985
【雑誌名】 環境研究
【巻】 55
【頁】 31−41
【要約】 原料としての都市ごみは相対的窒素含量が高く、炭素率は低い。炭水化物含量、特にセルロース含量が高く、易分解性繊維質の有機資材として位置づけられる。都市ごみのコンポスト化過程での有機組成の変動は、稲わらの堆肥化と類似していた。都市ごみコンポストの腐熟度に関連する分析項目としては前説で述べた炭素率、全窒素含量及び還元糖割合が適切であるが、現場では定性的もしくは半定量的であっても、簡便な腐熟度判定法の開発についての要請が強い。円形ろ紙クロマトグラフィー:この方法は、原料ごみの腐熟過程で生成されるメラノイジン様物質群がろ紙に対する親和性の腐熟度によって異なる点を利用したものである。腐植可溶率と炭素率(C/N比)の間には負の一次相関、窒素の無機化率との間には正の一次相関が見い出される。有機化を起こさない製品を農業上要求される腐熟度とすれば、この試料の場合、腐植可溶率は4〜5%という線がでてくる。
【要約者】 林 孝

[ 2002/01/28 掲載 ]


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