【表題】 廃棄物のメタン発酵システムに関する研究

【著者名】 亀岡俊則
【所属】 大阪府メタン発酵研究委員会(執筆代表 大阪府農林技術センター)
【発行年】 1985
【雑誌名】 環境研究
【巻】 55
【頁】 53−68
【要約】 メタン発酵装置は安全でコンパクトであること、設備費が安価であることを重点に検討し、以下の構造の装置を製作した。メタン発酵槽は、銅板製で槽の外周に150mm厚のグラスウールを巻き、断熱をはかった。槽の容量は有効5.2m3で、内部にはガス循環による撹拌と蒸気加温のための散気管、汚水導入管および越流管を取付けたのみで、規定量の汚水を投入すれば完全密閉できる構造である。メタン発酵投入液と消化液の理化学的性状について投入液の固形物濃度は3.5〜3.8%、BODは2.5〜3.2%であり、これが嫌気性消化によって固形物は54〜81%が分解され、BODは91〜96%(消化原液は80%)が除去された。微生物分解の理想的な性状比は、BOD:N:P=100:5:1であり、T1の投入汚水はこれが100:6:7と理想値に近似している。
【要約者】 林 孝

[ 2002/01/28 掲載 ]


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