【表題】 数種の植物性廃棄物を主材料とした培養土の製造過程における物質変動と各培養土に栽培した植物の生育

【著者名】 鬼頭 誠;吉田重方
【所属】 名古屋大学農学部附属農場
【発行年】 1993
【雑誌名】 日本土壌肥料学雑誌
【巻】 64−1
【頁】 1−8
【要約】 植物性廃棄物と浄水場発生土を組み合わせることにより培養土が容易に製造できることを明らかにした。しかし材料とした浄水ケーキがリン酸固定を起こすために可給態リン酸含量がきわめて低く、かつ、交換性カルシウム含量も低い培養土となり、そのことが作物生育の制限因子として働くことを明らかにした。この点を改善し、より良好な培養土を製造することを目的として、本試験では過リン酸石灰および発泡ケイ酸カルシウム材を加えた培養土の製造を試みるとともに、その培養製造過程における物質変動を調査した。なお、供試植物残さとしては前報と同じ草種(セイタカアワダチソウ、ヨモギ、ススキ、ダイズ、トウモロコシの茎葉)を用いたが、それ以外にモリシマアカシアのせん定枝も供試した。植物性廃棄物を主原料とした培養土の製造に際しては、材料とする植物性排気物の種類によって堆積期間を多少考慮することが必要であるが、果・葉菜類等の育苗用培養土として利用可能であるものと推察された。
【要約者】 林 孝

[ 2002/01/28 掲載 ]


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