【表題】 水処理装置の計画・設計と留意点(生物膜接触濾床法)

【著者名】 辻 幸男
【所属】 藤吉工業(株)技術本部
【発行年】 1992
【雑誌名】 PPM
【巻】 23−3
【頁】 68−76
【要約】 生物膜処理法は、河川流水の自浄作用による浄化現象が技術開発の原点になっている。すなわち、河川底部の砂礫表面に生息している微生物群が形成している膜に流水が接触し、流水中の有機物が酸化分解されて浄化される現象が開発の原点になっている。この浄化機構を効率よくして、装置化したのが生物膜処理法である。もっとも広く用いられている生物処理法は、活性汚泥法であるが、活性汚泥法の開発は、散水濾床法が、改良されたものであり、1914年、英国で、初めて下水処理に用いられた。活性汚泥法は、浄化効率が高く、敷地所要面積も少なく、かつ、建設費も安いなどの長所があるので、大規模な公共下水処理場では、ほとんど活性汚泥法の代表的処理方式である標準活性汚泥法が用いられている。しかし、運転管理には比較的高度な技術が必要であるので、技術管理が整っている公共下水処理場のような所では、活性汚泥法による汚水処理法は適している。生物膜法には、好気性微生物を利用する好気性生物膜法と嫌気性生物を利用する嫌気性生物膜法とがある。すなわち、(1)好気性生物膜法@散水濾床法A回転板法B接触ばっ気法C流動床法D包括微生物法、(2)嫌気性生物膜法、酸素の存在しない状態で、有機物を分解する微生物(嫌気性微生物)を用いる浄化法である。@嫌気性濾床法A嫌気性回転板法B嫌気性流動床法。
【要約者】 林 孝

[ 00/10/01 掲載 ]


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