【表題】 省面積型下水処理システムの大規模化調査

【著者名】 三羽宏明
【所属】 名古屋市下水道局建設部
【発行年】 1992
【雑誌名】 PPM
【巻】 23−6
【頁】 45−51
【要約】 本装置は、ろ過作用によって流入水中の固形物および有機物を効率よく分離回収することにより、後段の生物処理にかかる有機物負荷を大幅に削減させるものである。上向流ろ過方式を採用し、槽内に固液分離メディアとして、比重1.0以下の浮上性のプラスチック製担体を充填している。原水は、固液分離槽下部の沈殿ゾーンに流入し、ここで比重の大きい固形物が沈殿除去される。つぎに、充填ゾーンを通過するさいに微細SSが捕捉され、分離液は上部から流出する。処理時間の経過に伴い、増大した充填ゾーン内のSSは、ろ過抵抗が一定値以上になった場合、または定期的に洗浄を行う。洗浄方法は、充填ゾーン下方より空気洗浄を行い、ろ材を揺り動かさせて付着汚泥を剥離させた後、装置下部から槽内の水をドレインする方法を採用している。洗浄頻度は流入水の性状によって変化するが、通常は1〜2日間に1回程度である。好気性ろ床の設計負荷は、同じくパイロットプラント実験におけるBOD容積負荷、D-BOD容積負荷の関係より、平均処理水BODを10mg/L以下とするために、BOD容積負荷を1.5Kg/立方・日とした。
【要約者】 林 孝

[ 00/10/01 掲載 ]


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