【表題】 乾性降下物の特性と環境に及ぼす影響について

【著者名】 下原孝章
【所属】 福岡県保健環境研究所
【発行年】 1992
【雑誌名】 PPM
【巻】 23−7
【頁】 37−43
【要約】 環境大気中の硫酸イオンは硝酸ガス、硝酸イオンよりかなり高濃度であった。しかし、沈着、沈着に伴う腐食の進行は硝酸成分の影響を強く受けた。また地上では、大気中に硫酸イオンの高濃度が観察されても、沈着がほとんど認められない期間があった。これら大気中の成分濃度は山頂よりも地上の方が高かったが、腐食は地上よりもむしろ湿度の高い山岳地域一帯で顕著に進行し、とくに曇りから雨へと移行する期間に観察された。このような腐食進行の差異は、硝酸、硫酸成分(特に硝酸成分)の酸性度および沈着量の差異によることが推定された。また快晴の期間に、山岳地域一帯に主に硝酸酸性成分の沈着による強い腐食の進行が観察された。
【要約者】 林 孝

[ 00/10/01 掲載 ]


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