【表題】 悪臭対策の最新技術動向と今後の展望(2)

【著者名】 西田耕之助
【所属】 京都大学工学部附属環境微量汚染制御実験施設
【発行年】 1992
【雑誌名】 PPM
【巻】 23−9
【頁】 73−82
【要約】 対象臭気を無臭の空気で希釈するとき、無臭と感じられるまでに必要な希釈倍数が臭気濃度(Oder Concentration)で閾希釈倍数(D/T)ともいう。この場合、無臭の概念および知覚率をどのように想定するかで値は大きく異なる。現在では、東京都の三点比較式臭袋法による知覚率58%での希釈倍数とされることが多い。Weber-Fechner則(T=KlogC、T;感覚濃度、C;物質濃度、K;ボテンシャル係数)から、Y=10 log[臭気濃度]として、Yを臭気指数と呼んで感覚強度に対応させる扱いもなされている。しかしながら、法的には規制基準を満足しているにもかかわらず、不快な臭気による被害が多発すること、および苦情に対応するために官能試験法(三点比較式臭袋法)は法の補完法として認知され、測定手順の標準マニュアルが示されている。
【要約者】 林 孝

[ 00/10/01 掲載 ]


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