【表題】 ホテイアオイ植栽・回収の効果と問題点

【著者名】 本橋敬之助
【所属】 千葉県水質保全研究所
【発行年】 1992
【雑誌名】 PPM
【巻】 23−11
【頁】 45−51
【要約】 ホテイアオイ葉茎中の栄養塩類の含量について、平成2年9月30日に回収されたホテイアオイでみると、窒素およびりんの含量は、それぞれ新鮮物重量1トン当たり1.7Kg、0.28Kgである。しかも、これらの栄養塩類は、昭和59年から平成2年まで経年的にK2O、MgOなどの他の肥餌料成分と同時に分析されているが、各成分含量における年変動はほとんどみられない。ホテイアオイがアンモニア態窒素に対し高い吸収能を示すという生理特性は、その処理対策として大いに注目に値することである。このことから、水質浄化法としてのホテイアオイの植栽・回収は、おのずとアンモニア濃度の高い用水域などでの利用がもっとも効果的といえる。現に、これに関連しては、手賀沼のホテイアオイ植栽圃場の中でもっとも生長が著しく、かつ経年的に安定しているのは、アンモニア濃度の高い大掘川河川水の影響を強く受ける水域に設けられた圃場であることからも例証し得ることである。
【要約者】 林 孝

[ 00/10/01 掲載 ]


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