【表題】 充填式生物脱臭システムによる下水処理場臭気の処理

【著者名】 品部和宏;岩部秀樹;桶谷 智;鳥山明夫
【所属】 (株)クボタ上下水プラント第一技術部
【発行年】 1992
【雑誌名】 PPM
【巻】 23−3
【頁】 37−46
【要約】 下水処理場から発生する臭気は、沈砂池、最初沈殿池・曝気槽、汚泥処理、汚泥焼却の各処理施設により異なる。汚水流入分配水路(沈砂池系)と汚泥貯留槽(汚泥処理系)の両施設ともイオウ系臭気成分、特に硫化水素とメチルメルカプタンの濃度が非常に高いのに対し、アンモニアやトリメチルアミンの窒素系臭気成分や、アセトアルデヒド、スチレンは、認知閾値以下であることが示された。本脱臭設備では、充填式生物脱臭塔の後段に土壌脱臭設備が設置されている。充填式生物脱臭塔の処理ガスH2S濃度、イオウ系臭気物質濃度を示す。原臭中のH2S111ppmは除去率99%以上で0.34ppmに、MM約9ppmは除去率98%で0.184ppmまで除去された。一方、ピ−ク時はH2S532ppm、MM70ppmと急激に高濃度のイオウ系臭気物質が発生し、この時の処理ガス中の両成分とも7〜8ppm程度となった。
【要約者】 林 孝

[ 00/10/01 掲載 ]


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