【表題】 プラズマ溶融処理による焼却残渣の無害化と生成スラグの資源化

【著者名】 菊池 猛
【所属】 荏原インフィルコ(株)
【発行年】 1992
【雑誌名】 PPM
【巻】 23−5
【頁】 35−42
【要約】 都市ごみ中には重金属類としてCd、Zn、Pb、Fe、Mn、Cr、Cu、Ni、Hg等が含まれている。ゴミ焼却場から排出される重金属類の量を集じん後の排ガスと焼却残渣とで比較すれば、Hgが排ガスに一部移行する以外はほとんどの重金属類が焼却残渣へ移行する。焼却灰中に金属分が含まれている場合、その多くは溶融金属の塊として回収される。金属分はスラグとの比重差により湯内の下層に沈積し、上層のスラグと分離された。本テストで溶融金属は炉体を傾動させ炉内の残存スラグとともに取り鍋に回収した。その主成分は金属鉄が70%台であり、その他Cu、Siなど種々の金属および非金属元素が含有されていた。溶融処理後の残留ダイオキシン類はPCDDsとPCDFsとの合計で溶融炉飛灰中に6.4%と若干残ったが、スラグと排ガス中には0.2〜0.4%とほとんど残らず、全体で93%の分解率となった。I-TEQ基準では97.6%の分解率となり、混合灰中のダイオキシン類はプラズマ溶融によりほとんどが分解することを確認した。
【要約者】 林 孝

[ 00/10/01 掲載 ]


[ 新規掲載リスト ] のページ に戻る