【表題】 ハニカム式濃縮装置を活用した悪臭除去の実際例

【著者名】 出雲正矩
【所属】 ダイキン工業(株)
【発行年】 1992
【雑誌名】 PPM
【巻】 23−8
【頁】 35−41
【要約】 有機溶剤は、広い分野で多量に使用され、大気に放出されているが、人体に有害なことから作業者の健康障害問題や、近隣住民に悪臭公害を起こしている。また、大気に拡散後、太陽光線による光化学反応によって、動植物に有害な光化学オキシダントを発生している。これらの公害を防止するための排ガス処理技術は多少あるが、基本的には、有機溶剤を吸着材に吸着させて回収する吸着式溶剤回収法と、高温に加熱し、酸化分解させて無害の炭酸ガスと水に対する酸化分解法が使用されている。これらの処理装置は、500〜1000ppm以上の高濃度の排ガスの場合は経済的に処理することができる。ハニカム式濃縮装置と小型の触媒酸化装置と組み合わせた脱臭基本システムを以下に示す。濃縮装置の基本部は、活性炭や疎水性ゼオライト等の吸着材とセラミック繊維でハニカム状に成型された脱臭ローターで、このローターは吸着部と再生部にシールで分けられ、連続回転するようになっている。低濃度の有機溶剤を含む排ガスは、吸着部を通る間に有機溶剤を吸着除去され、清浄ガスとなって排気される。吸着材に吸着除去された有機溶剤は、脱臭ローターの回転により再生部に送られ、少風量の熱風で加熱され、熱風とともに排気される。
【要約者】 林 孝

[ 00/10/01 掲載 ]


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