【表題】 ガスクロマトグラフ/質量分析計を用いた河川水中の残留農薬のモニタリング

【著者名】 石橋正博
【所属】 北九州市環境衛生研究所
【発行年】 1991
【雑誌名】 PPM
【巻】 22−2
【頁】 68−74
【要約】 遠賀川での1988年4月から1990年9月までのモニタリング結果から、農薬の検出状況を示した。毎年6、7、8月に集中して高く出るものと、年間を通して微量検出されるものとがあった。前者は、水田に使用される農薬と思われる。すなわち、殺虫剤では、MIPC、BPMC、クロルピリホスメチル7、8、9月にかけて1ppb前後みられ、これらは防除暦での使用実態とよく一致している。DDVP、ダイアジノン、マラチオン、フェニトロチオンは、不定期的にときどき見られ、濃度も0.1ppb程度とやや低い。これらは水田以外に原因があると思われる。殺菌剤でも8月を中心にフルトラニル、プロペナゾール、フサライド、イソプロチオランが検出された。特に紋枯れ病の防除薬のフルトラニルは毎年5ppb前後と他の農薬に比べて、高い濃度で検出されている。
【要約者】 林 孝

[ 00/10/01 掲載 ]


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