【表題】 触媒式接触酸化法を活用した悪臭除去の実際例

【著者名】 佐野邦夫
【所属】 (株)日本触媒
【発行年】 1992
【雑誌名】 PPM
【巻】 23−8
【頁】 39−42
【要約】 触媒活性の劣化要因の一つに、触媒加熱による熱劣化がある。これは触媒が700℃以上にの高温域にさらされた場合に発生する性能劣化現象で、活性物質のシンタリングによる表面積の減少、あるいは触媒金属の凝集などが発生し、活性劣化を引き起こし触媒の寿命を短くする。飼料工場における悪臭ガスの発生源は、フィッシュ・ソリーブルを麩などに吸着させる工程から排出されるガスである。ガス中にはトリメチルアミン、ジメチルアミンなどの臭気閾値の極めて低濃度である成分を含み、臭気濃度は高く、十数万〜数百万である場合が多い。したがって広範囲にわたる悪臭が発生する恐れがある業種である。アミン類、他の悪臭成分の除去効果はきわめて良好で脱臭効率は高い。処理後ガス中には、NOxが数十ppm残存したために臭気濃度が少し高めになっているが、原臭のアミン臭特有の嫌な臭いが消え、近隣住民からの苦情も激減している。
【要約者】 林 孝

[ 00/10/01 掲載 ]


[ 新規掲載リスト ] のページ に戻る