【表題】 造粒化土壌ボルカナイトによる臭気物質の除去について

【著者名】 西田幸之助;樋口能士;大迫政浩;疋 昭三
【所属】 京大工学部;国立公衆衛生院;(株)総合環境開発研究所
【発行年】 1991
【雑誌名】 PPM
【巻】 22−8
【頁】 14−27
【要約】 クロボク土、マサ土などの土壌、ピートやフミン質などの有機系素材、セラミックやスラグ(高炉、汚泥)などの無機材、スポンジやプラスチック網などの高分子化合物、さらには活性炭粒子などを微生物の担持体とし、それらを充填した固定ろ床方式の脱臭装置は。生物学的には除去が比較的容易な数10ppm程度の硫化水素、また、アンモニアを主体とする下水処理場、し尿処理場、および化成場などでの臭気除去に有利で、経験的に得られているアンモニアに対する硝化能(5mg/100g−土)、または、ろ床通過速度(5mm/sec)を装置設計の基本としているものが多く、日本下水道事業団でもこれを設計の基準としている。われわれは、クロボク土を主体に、分解生成物に対する緩衝効果、増殖微生物の栄養補給、通気抵抗の低減ならびに比表面積の増加を目的として、造粒化土壌ボルカナイトを作成し、これを用いて臭気除去装置の開発を進めている。主材であるクロボク土の組成は珪酸、アルミナ、酸化鉄および有機物が多く含まれ、クンタン(もみ殻の焙焼物で比重0.7、比表面積1.24u/g)、岩粉末および粘結剤の混合により粒状化したものがボルカナイトである。
【要約者】 林 孝

[ 00/10/01 掲載 ]


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