【表題】 付着藻類の水質指標性

【著者名】 福島 悟
【所属】 横浜市公害研究所(環境科学研究所に改名)
【発行年】 1995
【雑誌名】 水環境学会誌
【巻】 18−12
【頁】 938−942
【要約】 サプロビ指数;PantleとBuckが提案した方法で、サプロビ指数S=敗・h/派で算出される。この式のsはサプロビ階級指数(1:貧腐水性〜4:強腐水性)、hは出現多少度(1,3,5)である。指数の最大値は4で値が大きいほど汚染していることを示し、汚水生物体系の4段階の水質階級で評価する。藻類のサプロビ階級指数についてはSladecekがまとめている。付着藻類の中でも珪藻類の指標性に関する情報は多く、有機汚染の指標性の検討においてはBODあるいは随伴性のような客観的な指標が用いられるようになった。藻類の有機汚染に対する指標性とは、生活排水のような有機物を多く含む水の流れる河川に生じる現象のうち、栄養物質の量や組成を反映したものであろう。河川のNH4-N濃度が高いと珪藻類のNitzschiapaleaのような汚染に適応性の大きい種類が優占するが、NH4-Nが減少しNO3-N濃度が高くなるとそれらは減少する。
【要約者】 林 孝

[ 2002/01/28 掲載 ]


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