【表題】 水生生物による河川の水質評価−歴史と課題−

【著者名】 渡辺 直
【所属】 香川大学教育学部
【発行年】 1995
【雑誌名】 水環境学会誌
【巻】 18−12
【頁】 932−937
【要約】 河川の有機汚染の程度を生物によって評価しようという考え方は、ドイツのKolkwitsとMarssonによって提唱されたサプロビ指数によって初めて体系づけられた。サプロビ指数は、有機汚染の程度の異なる水域にはそれぞれ特徴的な動植物の種が生息するという考えに基礎をおいている。一方で、サプロビ指数に対するさまざまな批判が、とくにイギリスとアメリカの研究者達から出されている。サプロビ指数とは別に、指標生物を用いたいくつかの生物指数が主にヨーロッパで提案されている。イングランドのトレント川で河川管理にあたる人達のために工夫された方法はトレント生物指数とよばれている。川のできるだけいろいろな場所からキックサンプリングによって生物を採集し、各汚染レベルに代表的な生物グループに含まれる種数と、出現した生物グループの合計数とから水域に点数を与えるものである。
【要約者】 林 孝

[ 2002/01/28 掲載 ]


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