【表題】 牧草に対する糞尿還元量

【著者名】 松本武彦;宝示戸雅之
【所属】 北海道農業試験場
【発行年】 1999
【雑誌名】 北農
【巻】 66−2
【頁】 122−124
【要約】 チモシー採草地における家畜糞尿の多量施用試験の結果、家畜糞尿の施用量増加にともない草種構成と牧草ミネラル組成が悪化し、吸収されなかった硝酸態窒素が跡地土壌に残存することが明らかとなった。さらに、家畜糞尿の多量施用によってミネラル組成が悪化(主にカリウム含有率の上昇)した牧草を搾乳牛に給与したところ、乳量の低下と血液成分への悪影響(マグネシウム濃度の低下)が認められた。上述の試験において、チモシ−基幹混播採草地に堆肥を4〜6t/10a連用し、堆肥から供給される養分を評価した上で、施肥標準に対するミネラルの不足分を補給すれば、良好な草種構成の維持と目標収量の確保が可能であり牧草体のミネラル組成も化学肥料によって栽培した施肥標準区と比較して問題のない水準に維持できることが示された。
【要約者】 林 孝

[ 2002/01/28 掲載 ]


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