【表題】 肉用牛飼養への発酵床方式の導入

【著者名】 田村 忠
【所属】 北海道立新得畜産試験場
【発行年】 1999
【雑誌名】 北農
【巻】 66−2
【頁】 115−117
【要約】 発酵床は畜舎内に堆肥を厚く敷設することにより造成する。ビニールハウス畜舎の牛床の部分の地面を堀り込み、発酵中の牛糞オガクズ堆肥を敷設して発酵床を造成した。発酵床の厚さは、冬季の断熱性保持および、糞尿中成分の地下流亡を防止するためには、なるべく厚いほうが望ましい。断熱性保持のためには90cm程度以上の厚さが必要である。新得畜試では、同一家畜を1年間以上飼育したが、健康状態の悪化は見られなかった。しかし、一部家畜でふん中コクシジウムオーシスト数が増加しており、感染症の常在化の危険性について否定することはできない。養豚発酵床の項でも指摘されているように、発酵床で家畜を飼う場合、衛生管理プログラムを確実に実行し、病原菌を畜舎内に持ち込まないことが鉄則となる。
【要約者】 林 孝

[ 2002/01/28 掲載 ]


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