【表題】 養豚におけるバイオベッド方式の飼養技術

【著者名】 山崎 昶
【所属】 北海道立滝川畜産試験場
【発行年】 1999
【雑誌名】 北農
【巻】 66−2
【頁】 110−114
【要約】 季節の違いがベッドの発酵に及ぼす影響を明らかにするためにモミガラ、オガクズ、バークを供試試料として用いて夏冬試験した。夏期ではモミガラ区、オガクズ区、バーク区とも床の発酵は順調であった。バークは手入れの際の作業性が極めて悪く、表層部の床材としては不適当であった。床の湿潤部の割合は水分含量にほぼ対応し、また温度が高いほどその割合は低い傾向であり、床の発酵の簡易な目安となることがうかがわれた。冬期ではモミガラ区、モミオガ区の発酵は順調であるものの、オガクズ区では温度は上昇せず、床材としては好ましくなかった。野外調査において、@予備発酵および再発酵は床中の寄生虫卵数を減少させること、A発酵により回虫卵は検出限界に達するが、鞭虫卵およびコクシジウムオーシストは減少するものの残存する可能性が高いこと、Bコクシジウムオーシストを指標としたときの減少効果は、最高温度50℃以上、発酵期間20日以上で大きい傾向があることが示された。
【要約者】 林 孝

[ 2002/01/28 掲載 ]


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