【表題】 野菜に対する糞尿還元量

【著者名】 小野寺政行
【所属】 北海道立中央農業試験場
【発行年】 1999
【雑誌名】 北農
【巻】 66−2
【頁】 130−133
【要約】 6カ月以上堆積した牛糞麦稈堆肥の炭素率は15前後とほぼ完熟である。炭素率15.5の牛糞麦稈堆肥の窒素分解率(圃場埋設法)は1年目で22%、2年目で36%、3年目で49%である。窒素分解率から算出される完熟牛糞麦稈堆肥の窒素放出量は、堆肥連用1年目に現物1t当たり窒素1.3Kg、2年目に2.1Kg、3年目に2.9Kgである。堆肥連用が野菜の収量および土壌環境への窒素負荷に及ぼす影響について述べる。連作が可能なたまねぎを栽培した試験例では、連用1年目の収量は窒素施肥量および栽培期間がほぼ同等なスィートコーンと同様に、2.5t/10a連用で優り、連用3年目までは無施用に比べて同等もしくは優る傾向にある。しかし、5t/10a連用では3カ年を通じて2.5t/10a連用に比べて収量は劣り、平均一球重が低下する。一方、たまねぎ栽培期間の窒素負荷量は、堆肥施用量および連用年数の増加に伴い増加する傾向にあり、とりわけ、5t/10a連用では増加程度が大きい傾向にある。
【要約者】 林 孝

[ 2002/01/28 掲載 ]


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